伝え方が拙く申し訳ありません。言いたかったこととしては、バトル漫画かでなく、①分かりやすいか②象徴的な魅せゴマは有るかという判断によるものです。

仰る通りで、ジャンプは以前よりはジャンルレスになっております。ですが一方で分かりやすさ、魅せゴマなどについては変わらず重視されている傾向にあると思います。

それゆえこの賞において魅せゴマが映えやすい派手な戦闘描写の含まれる漫画が受賞作に多く選ばれているのではないか、という論理の流れです。それ以外のジャンルの受賞作も見開きを使うなど魅せゴマへの工夫が見られます。

寄稿された二作は広義でのバトル漫画ですが、性質としては内省的で、派手な戦闘描写はありません。それゆえに魅せゴマとして強く打ち出されているコマはないように見受けられました。

重要なのは派手な戦闘描写を描く必要があると言いたいわけではなく、作品を象徴するような魅せゴマがジャンプの賞においては必要かなというところです。魅せゴマの存在は作品理解。すなわち分かりやすさにも繋がるので。

ロリコンや戦争文学を異質扱いする気はもちろんありません。ただ、今の時代ジャンプの賞に、そのジャンルの作品を出す必然性を編集部が見出すかが鍵になるかと思います。ジャンプでは前例は極めて少ないので、難しいラインですね。

伝え方が拙く申し訳ありません。言いたかったこととしては、バトル漫画かでなく、①分かりやすいか②象徴的な魅せゴマは有るかという判断によるものです。 仰る通りで、ジャンプは以前よりはジャンルレスになっております。ですが一方で分かりやすさ、魅せゴマなどについては変わらず重視されている傾向にあると思います。 それゆえこの賞において魅せゴマが映えやすい派手な戦闘描写の含まれる漫画が受賞作に多く選ばれているのではないか、という論理の流れです。それ以外のジャンルの受賞作も見開きを使うなど魅せゴマへの工夫が見られます。 寄稿された二作は広義でのバトル漫画ですが、性質としては内省的で、派手な戦闘描写はありません。それゆえに魅せゴマとして強く打ち出されているコマはないように見受けられました。 重要なのは派手な戦闘描写を描く必要があると言いたいわけではなく、作品を象徴するような魅せゴマがジャンプの賞においては必要かなというところです。魅せゴマの存在は作品理解。すなわち分かりやすさにも繋がるので。 ロリコンや戦争文学を異質扱いする気はもちろんありません。ただ、今の時代ジャンプの賞に、そのジャンルの作品を出す必然性を編集部が見出すかが鍵になるかと思います。ジャンプでは前例は極めて少ないので、難しいラインですね。
@にわか

にわかさんの意見からすると、絵が受賞レベルでもいくら内容を作りこんでいても、ジャンプに合わない「青年誌送れ」みたいな内容だと落選するってことですか?
確か編集者への質問で「バトル要素無い少女漫画みたいな投稿作は厳しいですか?」「バトル要素の無くても構いません」という返答があったはずです。
あぶだくしょんは現役の小中学生が読むのにかなり向いてそうだし、彼等が身近に感じる「学問」「異性との関わりや距離感」「性欲」「男同士の友情」などといった題材なので需要あるのでは?
現役の小中学生に向けた読み物としては実際どうなんですかねあぶだくしょんは。

実は月刊少年マガジンで「あの日のタナゴの行方は」というバトル要素のないショタロリ漫画が賞を取ってるんですよね。しかもあぶだくしょんを越える65Pで。なんでもない人間ドラマなんです。
タナゴとあぶだくしょん、似てると思うんですよ。似たような漫画が少年誌で賞を取ってるなら、あぶだくしょんもアリでは?

にわかさんの意見からすると、絵が受賞レベルでもいくら内容を作りこんでいても、ジャンプに合わない...

違うと思いますよ。
わざわざ①と②と書いてくれている内容にジャンプ向けでは無いと書かれてはいませんよね。
問題点はとてもわかりづらい事と、印象的なコマが無いということです。
また、比較対象にした「あの日のタナゴの行方は」は上記の①と②の条件を満たしてると感じました。主人公の目的が何か明確に描かれているところや、印象的なコマではホタルの池の場面が該当していると思います。
あと、小中学生向きでは無いと思われます。最後まで読み切れる子は少ないでしょう、途中で読むのをやめてしまうと思いますよ。

そうですね。少々修正いたしますと、内容をいくら作り込んでいても「分かりやすくない」「魅せゴマがない」と余程の作品でない限り、厳しそうというものです。

先程より重要だとお伝えしたいのはバトル要素があるかないかではありません。『魅せゴマ』という印象的なコマがあるかどうかです。

あの日のタナゴの行方は」も拝見しました。主題や構造はともかく、誰が読んでも「夏の小学生の青春漫画」「成長譚」といえる、わかりやすい物語になってます。

なによりこの作品は見開きで「魅せゴマ」が幾度か設けてられてます。「自然」がキーになってるのがよく分かります。

「魅せゴマ」の該当箇所は本のo兄さんという方が仰っているコマで間違いないです。あとはカエルのシーンなんかもそうですね。

最後にですが、「あの日のタナゴの行方は」は仰る通りマガジンなので講談社の賞です。講談社は週刊少年マガジンでも聲の形が連載したように人間ドラマが題材の漫画を比較的多く扱ってます(特に青年誌)。

二作は読んだ限り、小中学生向けというよりはもう少し年齢層が高い世代向けの漫画かなと思います。投稿するならジャンプ(集英社系)ではなく、他レーベルのほうが合っているかもなと思いました。

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