ななし

主人公はドアを開けるとタイムスリップしてまう癖がある以外はフツーの中学生の杉田果子。ある日タイムトラベルをしていた未来人の井村愚太と出会いますが、それがきっかけで時間の流れが変わってしまい果子が片思いしている先輩が死んでしまいます。なんとか愚太の力を借りて自分のせいで死んでしまった先輩の運命を変えることに成功しますが、その影響で今度は二人が時間の流れからはみ出してしまったので、タイムトラベルをして元に戻る方法を探しにいく話です。

私は普段あまりファンタジーやSFを読まないので、ストーリーが進むごとに複雑になっていくタイムパラドックスの理論とかは難しかったです…。でも最初の先輩の事故を防ぐ為に奮闘する話や終わり方、作品全体の雰囲気や絵も好きなので、榎本ナリコ先生の他の作品も読んでみたいと思いました。

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センチメントの季節

センチメントの季節

高校教師・山口は、私立の女子高に勤め始めて3年になる。毎日6時間の授業、放課後には会議、休日は教材の準備…彼の日常には、心休まる時間が存在しなかった。そんなある日、内心気に入っている受け持ちのクラスの生徒・佐藤奈美が彼に近づいてくる。遅くなったその日、彼女は家が近いからといって山口の車に便乗していくが…。子どもの頃のピュアな心を失ったと自覚する瞬間…。そんな思春期特有の喪失感を、少女たちが性を通じて露わにするときの気分を、独特の感性で描き出す。

寓話―アレゴリア―

寓話―アレゴリア―

おとぎ話に重ねながら、現代少女たちの哀しくも切ない心情を描いた7作品を収録した短編集。雨の日に聞こえるサイレンを不思議に思う男子学生・武井(たけい)。ある日、級友にいじめられていた武井はお化け屋敷と呼ばれる隣の家に行かされて、その家の少女・波子(なみこ)と知り合う。そして波子に惹かれていく武井だったが……!?

力の在り処

力の在り処

榎本ナリコが人間の心のさらに深い奥の部分を描く超異色作。ひきこもり、緘黙児童、リストカッター、DV……現代社会ではじかれ、虐げられた弱者たちが「仲間」として集うとき、「特別な力」がうまれる!!

こころ

こころ

夏目漱石による近代日本文学の傑作を、榎本ナリコが現代語解釈で描いた現代版『こころ』。「先生」の哀しみ、「私」の苦悩を残酷なまでに描き切った話題作が、ついに単行本化!!目的が見つからずダラダラと過ごしていた夏野房夫は、散歩途中の墓地で、向かいの家に住む中年の男を見かける。思わず声をかけてしまい、それがきっかけで男の家を訪ねるようになった房夫は、その男「先生」が話したがらない“過去”に興味を抱くようになり…。

リボン-RE-BORN-

リボン-RE-BORN-

職なし、彼女なし、趣味なし、友人なし…。生きる意味が見いだせない31歳の男性・ナイトウが、ある日、自殺サイトで目にした「人を殺してみたい」という書き込み。そこで「私を殺してくれませんか」と返信したところ、軽いノリでOKとの返事が届く。待ち合わせ場所に現れたハンドルネーム「ひるね」は、なんと14歳の女子中学生で…。俊英・榎本ナリコが“死”をテーマに描くオムニバス短編集。

世界制服

世界制服

自称エスパーのひきこもり、速水光。「このチカラで世界を救う」と豪語する彼は、その来たるべき時のために今日もインターネットで情報収集。そこへ見知らぬ女子高生が訪ねてきて、自分もエスパーだと言い放つ。壁をすり抜けて部屋に入ってきたその女はヨーコと名乗り、仲間を求めてやってきたと告げる。自分には本当はそんなチカラはないと拒む光だが、実は彼にはエスパー少年としてマスコミでもてはやされた過去があり…!?

榎本ナリコ+野火ノビタ

榎本ナリコ+野火ノビタ

榎本ナリコが野火ノビタ名義で発表した商業誌作品と、同人誌で発表した「新世紀エヴァンゲリオン」のパロディなどを収録した短編集の第1弾。自分の毎日には意味がないと考えて生きる会社員の前にたびたび現れる少女。まるで痴女のように迫る少女の誘惑から逃げようとする会社員だったが、会社の屋上でついに少女とセックスを……!?(収録作品:本能の少女/DiePuppe/逢魔ヶ時の少年売春/Coppelia/美貌の青空/金星/第3新東京市天使の詩)※双葉社刊行のコミックス第1巻を分冊しております。

センチメントの行方

センチメントの行方

15年前、あたしは身体を売っていた。繁華街を彷徨い歩き、「女子高生」という自分の価値を確信するために報酬を得ていた──。でも、それは間違いだったと気づいたから、あたしは今こうして再び、夜の繁華街を歩いている。彼女たちを助けるために……。(第一話 「神待ち天使」より) 制服という【鎧】をまとった少女たちは何を想う── 「夜の繁華街で〈ON SALE〉のメッセージを投げかけ」、「SNSを通じて見知らぬ男の家へあがりこむ」。そして「透明な存在でしかなかった男の心へ欲望のまま踏み込み」、「犯され続ける人生が当たり前になる」── 《欲望》《性欲》《報酬》《快楽》《愛情》の狭間でギリギリに生きている彼女たちの現実が、ここにある。

歌集

歌集

▼第1話/Automatic▼第2話/椰子の実▼第3話/ガラスの十代▼第4話/葛(くず)の花▼第5話/花の首飾り▼第6話/リンダリンダ▼第7話/春よ、来い▼最終話/昴―すばる―●あらすじ/会社から残業をカットされた中年サラリーマン・小林ユウジ。下戸のため飲みに行くこともなく、駅ビルを一周して暇をつぶすことが日課となっている。そんなある日、彼は駅ビル内の通路で、宇多田ヒカルの「Automatic」を口ずさむ女子高生・サキとすれ違う。息子の聴く音楽を理解できないユウジだが、この曲はたまたま知っていて、つい自分も口ずさんだところ彼女と目が合ってしまい…(第1話)。●本巻の特徴/進学校の受験に失敗して、仕方なく下のランクの高校に通う“ガリ勉”の緒方と、プチ家出中で毎晩エンコーする金髪のクラスメート・飯島。対照的ながら、ともに居場所がない2人の物語を描いた第2話「椰子の実」など、少女たちの“歌”にまつわるショートストーリー連作。

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