あらすじ時空をさまようことになってしまった中学生の果子と未来人・遇太。元の世界に戻る方法を画策するふたりだったが、行き着いたのはなんと罪人が収容されている時間刑務所だった……!?大人気作家が描くタイムトラベル、第2弾!
主人公はドアを開けるとタイムスリップしてまう癖がある以外はフツーの中学生の杉田果子。ある日タイムトラベルをしていた未来人の井村愚太と出会いますが、それがきっかけで時間の流れが変わってしまい果子が片思いしている先輩が死んでしまいます。なんとか愚太の力を借りて自分のせいで死んでしまった先輩の運命を変えることに成功しますが、その影響で今度は二人が時間の流れからはみ出してしまったので、タイムトラベルをして元に戻る方法を探しにいく話です。 私は普段あまりファンタジーやSFを読まないので、ストーリーが進むごとに複雑になっていくタイムパラドックスの理論とかは難しかったです…。でも最初の先輩の事故を防ぐ為に奮闘する話や終わり方、作品全体の雰囲気や絵も好きなので、榎本ナリコ先生の他の作品も読んでみたいと思いました。