4.0
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舞台はマンションと畑が混在する郊外の町。主人公のジョーさんは、多種多様な業種を経験したのち、祖母のいる実家に戻ってきて地元の区民館のスタッフとして働いています。
地元の人々の暮らしをより良く楽しいものにしようと、区民館にできることを探して知恵を出すジョーさん。
狭くて距離が近い「地元」という難しいコミュニティーのなかで、行政としてキッチリ守るべきところは守るけれど、でも人間関係に角を立てないように人付き合いを大切に姿勢が素敵です。
(特に1巻の不用品の寄付のエピソードが見事)
地方で育った人なら痛いほどよくわかる絶妙な人間模様がものすごくおもしろかい…!
かたおかみさお先生は社内探偵で知ったのですが、やはり人間同士の関係性を描くのが無茶苦茶上手いですね…解像度が高すぎる。
逃げ恥のみくりさんが友達の八百屋さんをお手伝いするエピソードのあの感じが好きな人はこの作品おすすめです!