死にそうな人間の体内に種を埋め込んで、マジの植物人間を作り出して酸素を増やすというはなし。めちゃくちゃ不気味なんだけど、理にかなっているというか…
舞台は日光が入らなくなって植物が育たなくなったせいで酸素も薄くなってしまった地球。死期が近い人間は、植物人間からただの植物になるまで2年間を自由に生きるか、最後まで人間として死ぬかの選択ができる。
実際に転花の施術を行う主人公の医師が、大怪我をした幼なじみが転花の申請をしに来たところに立ち会い…てとこまでが1話。個人的には内容もですけど絵柄がすごい味があって好きですね。

そもそもんなんでこんな世界になっちゃったのかという理由はいずれわかるのかな。未来の話なのに労働環境が劣悪で全体的に希望がない。そんななかで補助金1000万もらえる転花は何よりの希望になるという感じでしょうかね。

電波青年 単行本版

電波青年 単行本版

逃亡中の殺人犯・瀬良不二夫。孤独に耐えかねデリヘル嬢を呼び、そこで出会ったデリヘル嬢・伊丹洋子は、不二夫の個人ラジオ「フジオのラジオ」の大ファンだった。彼の正体に気づいてしまった洋子はーー。WEBラジオによって結び付けられた、笑わせることに飢えたDJとリスナー。二人の歪んだ秘密の逃避行が始まる……。

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『転花』という選択肢がある世界で人はどんな最期を迎えるかにコメントする
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