『氷属性男子とクールな同僚女子』についての質問
『氷属性男子とクールな同僚女子』は「ラブコメディ作品」で、「(妖怪の要素を取り入れた)ロー・ファンタジー作品」でもあるんでしょうか? 氷室くんの設定しかり、妖怪の末裔を登場人物にしているので、一種のロー・ファンタジーとしか思えない要素があるため。
現代を生きる雪女の末裔な氷室くんと、同僚のちょっとユニークで優しい冬月さん。一見、クールに見えつつも、二人は恋愛にすっごく不器用。冬月さんへの「好き」が心の内で吹雪のように吹き荒れる氷室くんはもう一歩を踏み出せず、一方の冬月さんは自分の感情に超が付くほど鈍感で!? Twitter&pixivで大人気!! クールな二人のピュア過ぎラブコメディー♪ 単行本だけの描き下ろしマンガ3編を収録☆ ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
と、言いたくなるような話でした。
雪女の末裔の氷室くんとクールな同僚冬月さんのオフィスいちゃラブコメ的な内容です。
当人同士はそんな風に思っていないかもだが、ハタからみるとそうとしか思えない、いや、絶対そうだ!と断言できる内容です。
ここまでイチャつくやりとりしていて、なんで付き合っていないのかが、逆に不思議になる感じ。
また、雪女の末裔・・・ということで、緊張したり、嬉しくなったりすると周辺が吹雪いたり、雪だるまが出たりするという、なんともわかりやすい感じなのだが、それでも氷室くんの気持ちに冬月さんは気づきません・・・え、どんだけ鈍感なの?というツッコミは、まぁ野暮として、暑いと小さくなる「ちび氷室くん」は可愛いので、この設定にもいささかの妙味があります。
また、小さくなると、急におねショタ要素も出てくるので一粒で2つ美味しい感じが良い。
(しかし、まだ1回しか出ていないので、もっと出て欲しいっ!と願ってやみません)
他にも「妖狐」や「フェニックス」の末裔など徐々に出てきて、物語を愉快にしてくれます。
ただ、その設定よりも、一体どういう職場なんだ?という疑問が強くなってきますが…そういう人が集まりやすい職場なのだろうか?
3巻まで刊行されていますが、付き合うどころか告白もしておりません!
もうGOALはみえているというか、むしろGOALはガラ空きな状況なので、ここまでくると、どうやってオチつくのか逆に気になってきました。