咲がまさかの男体化!?
世にも珍しい男体化スピンオフ…!!電子書籍のあらすじに原作の『咲-Saki-』について一切書かれてないからスピンオフって気づかないまま読んでる人いそう。 やっぱ麻雀って女子高生より男子高校生の方がやってるイメージ強いから正直違和感はほぼなかった、すごい。 元々男性読者向けの作品であろう原作がどうして男体化することになったのかスゲー気になる。一体どの読者層狙ってるんだ。
麻雀が嫌いだと話す宮長咲基、そして麻雀に青春をかける原邑和加。麻雀に相対する二人の男子高校生が出会う時、その卓上には奇跡の花が咲く!! 熱き男子たちの青春物語、ここに開幕!
『咲-Saki-』シリーズをこよなく愛しており、どんどん増えて多層化していく世界観から織り成される重厚な魅力を愛して止まない私ですが、このスピンオフは予想外でした。
まさかの、元祖『咲-Saki-』のメイン登場人物をほぼ男女逆転させて、ストーリー展開はまったく同一で進めていくというもの(異性化していないのは今のところ須賀京太郎くらい)。
「美少女麻雀物語」が「美男子麻雀物語」となった訳です。数多ある作品を読んできた私でも、これは予想外すぎる展開でした。
しかし、元々『咲-Saki-』は美少女要素を抜きにしても非常に熱いストーリーが魅力のひとつ。故に、美少年になっても理論上は熱いスポ根青春作品として読めるはずです。そして、美男子が増えた分、今まで興味のなかった女性が楽しく読めるようになっているのではないかと推察します。
ただ、私は冒頭に述べた通り『咲-Saki-』シリーズが好きすぎて思い入れが常軌を逸しており客観的に見ることが難しいので、皆さんが読んでみた感想を、特に今まで『咲-Saki-』シリーズを読んだことがない方や女性の感想を聞いてみたいです。