今までにもいくつかラップをテーマにした漫画はあるし、監修でラッパーが参加してたりもするけど、これは作者が90年代の東京でヒップホップ文化にどっぷり浸かった当事者で、現在もシーンの重要人物。
フィクションと史実を織り交ぜつつ、MIX TAPEとかグラフィティとかドラッグも含めてラップだけじゃないトータルな文化を描いているので、好きな人にはたまらない(もしくはちょっとイキってた頃を思い出して恥ずかしい)と思う。背景や小物に当時のものが散りばめられてるし、BUDDHA BRANDのCQとNIPPSも少し出てくる。かといって単なる懐古趣味や教養主義でもなく、今につながる文脈を伝えるものとして正しくヒップホップ的なんじゃないかな。
私は地方在住で至って普通の高校生だったからこの辺の文化は完全に後追いだけど、引き続き応援したい。
本物が描いてるという意味では雑さも含めてTABOO1『イルブロス』もいい。https://9sarigear.stores.jp/items/5d11d8892f8f160c1c3378ba
「これは僕のフッド(地元)で起きた映画みたいな本当の話」(第1話、冒頭より)団地に住む“何者でもない"少年が、謎のDJやグラフィティライターの同級生に出会い、平凡な日常が鮮やかに塗り変わっていく――。著者自身の実体験をベースに、’96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーにはカルチャーだけではなく、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡んでくる。『週刊SPA! 』が新たに送る、HIPHOPを取り巻くドキュメンタリー・コミックがここに誕生!【PUNPEE氏も推薦! 】They Live We Sleep…We Live They Sleep!SITE君が仕掛けるファーイースト青春狂騒曲。サカエさんとワン切りしあいたい人生でした。P
「これは僕のフッド(地元)で起きた映画みたいな本当の話」(第1話、冒頭より)団地に住む“何者でもない"少年が、謎のDJやグラフィティライターの同級生に出会い、平凡な日常が鮮やかに塗り変わっていく――。著者自身の実体験をベースに、’96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーにはカルチャーだけではなく、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡んでくる。『週刊SPA! 』が新たに送る、HIPHOPを取り巻くドキュメンタリー・コミックがここに誕生!【PUNPEE氏も推薦! 】They Live We Sleep…We Live They Sleep!SITE君が仕掛けるファーイースト青春狂騒曲。サカエさんとワン切りしあいたい人生でした。P