穏やかで優しいお茶の時間
イギリス文学を愛する雨宮教授が、姪のサヤと一緒にお菓子を作って楽しむお話。 ページをめくるたびにバターやジャムの香りが漂ってくるようで、いつ読んでも午後3時の穏やかな時間に浸れます。 基本的には雨宮教授とサヤちゃんが2人でお菓子を作っているだけなんですが、ゆっくりとその輪が広がっていきます。 生徒にレシピを教えてあげたり、サヤちゃんのクラスメイトを招いてお菓子を食べたり。 どのエピソードも優しくて穏やかであたたかい気持ちになります。 お菓子もセイボリーも作ってみたいし、イギリス文学も読んでみたくなる作品でした。
試し読みをしましたが個性的な漫画ですね。
イギリス文学にまつわるお菓子、という
テーマ自体がかなり珍しいと思いますが、
とても美味しそうに感じました。
イギリスにつていは殆ど知識が無く、むしろ
料理がマズイ、と聞いていたので、
それだけに意外にも思いました。
なんだか日差しとか陽だまりみたいなものを
おだやかに描いているシーンが多いし、
おやつを楽しむ雰囲気が伝わってきました。
このニッチなテーマは思わず気になっちゃいますよね〜!
やっぱイギリスはアフタヌーンティーの文化があるだけあって、お菓子は美味しいんだなぁとあらためて思いました。
作中ではしょっぱいおかずパン的なものも登場するので、この漫画がもっと普及すれば「イギリス=料理がまずい」のイメージを払拭することができるかも知れません😆