イギリス文学を愛する雨宮教授が、姪のサヤと一緒にお菓子を作って楽しむお話。
ページをめくるたびにバターやジャムの香りが漂ってくるようで、いつ読んでも午後3時の穏やかな時間に浸れます。

基本的には雨宮教授とサヤちゃんが2人でお菓子を作っているだけなんですが、ゆっくりとその輪が広がっていきます。
生徒にレシピを教えてあげたり、サヤちゃんのクラスメイトを招いてお菓子を食べたり。
どのエピソードも優しくて穏やかであたたかい気持ちになります。

お菓子もセイボリーも作ってみたいし、イギリス文学も読んでみたくなる作品でした。

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ごごさんじあめみやきょうじゅのおちゃのじかん
午後3時 雨宮教授のお茶の時間 1巻
午後3時 雨宮教授のお茶の時間 2巻
午後3時 雨宮教授のお茶の時間 3巻
午後3時 雨宮教授のお茶の時間 4巻(完)
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いろざし

いろざし

友禅染めの世界で“色”に迷って—— 実力派が描く、彷徨の果ての幻想浪漫!!(ヤングキング2023年24号)

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手のひらねこ

手のひらねこ

これは世界で一番小さな猫と男子高校生の、ちょっと不思議な心温まるお話。高校1年生の奏くんのもとに手のひらに乗るサイズの幻の猫「手のひらねこ」が現れた。気に入ると棲みついてくれるというのだが……!? 『向ヒ兎堂日記』『午後3時 雨宮教授のお茶の時間』の鷹野久、最新作。

向ヒ兎堂日記

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時は明治、文明開化華やかなりし頃……時代に逆行して妖怪関係の書物を隠れて収集する不思議な貸本屋があった。その名も向ヒ兎堂。世の中は、妖怪関連すべてを取り締まる『違式怪異条例』が施行され、妖怪を消そうと巡査達が動き出す……。そんな中、妖怪が見えてさわれてしまう本屋の主人・兎崎伊織は、猫又の銀、化狸の千代ら仲間達とともに、妖怪の悩み相談所を開くことに……。実力派新鋭が贈る明治妖怪奇譚、第一巻。

バスキュレ

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「向ヒ兎堂日記」の鷹野久、最新作は“兎”が“狼”を支配する世界―――この塔のような国は、上階の1番街から13番街は兎が住み、それより下の階層には虐げられた狼が住んでいる。フロアは下へ行くほど治安も暮らしも悪くなり…そして…!? 圧倒的世界観で描く新感覚ファンタジー、待望の第1巻!

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