クリエイターワナビーあるある
あれこれ理由をつけて全くマンガを描かないワナビーが主人公。僕はマンガ家ではないが思い当たる節があるのでグサッとくる。自分の実力と理想の狭間で苦しむのが嫌だから、作らないことで自尊心を保つんだよね。 最初は主人公のそういう痛さに苦しむけど、途中からだんだん「いかに描かないか」大喜利っぽくなってギャグ要素が増えるので安心して笑える。まだ全巻読んでないので後半にシリアスな展開くるのかな。
漫画専門学校に通っている渡部勇大(26歳)こと、描かない漫画家・器根田刃(きねだ・やいば)先生が主人公。とにかく言い訳ばかりして描かない!のですが、漫画愛は人一倍ある厄介な男です。しかし悪い奴ではないので友達は多いし、なぜか才能ある女性漫画家にもモテたりします。実は中盤から主人公以外は学校を卒業してどんどん漫画家として活躍していくので、そこから漫画家マンガとして熱い展開になっていきます。例えば20代前半で連載デビューすることの苦労だとか、6500万部売れた少女漫画家とか(ちなみに6500万部はキングダムレベルです)、ネタが細かくて面白いんです。キャラも個性的な人ばかりなので笑いっぱなしだし、脇役達にもラストがちゃんとあるのがすごくいい。肝心の器根田刃先生が漫画を描いたのか?描かなかったのか?はとても大事なところなのでネタバレはしないことにします。全7巻あっという間なのでぜひ読んでみて下さい!
進化し続ける漫画業界に新たなマンガ家が現れた。“描かないマンガ家”である!絶対にハズさないマンガ家・器根田刃(きねだ・やいば)先生のNEVERSTARTINGSTORY!!
進化し続ける漫画業界に新たなマンガ家が現れた。“描かないマンガ家”である!絶対にハズさないマンガ家・器根田刃(きねだ・やいば)先生のNEVERSTARTINGSTORY!!