エロ&ナンセンス
つまんない女って言われたくないからオナニーしてみたり 頭の固さをほぐすために女性器をほぐすコリコリさんとか 性へのタブー感を一回外してみているような感じのストーリー 苦手な人は苦手そう ただ、好きな人はすごく好きだと思う トーチでも少し読める http://www.to-ti.in/product/?id=16
「知ってた? 女ってここ穴があいてるから××なんだって この穴から大事なものが流れ出ちゃうから 女は××で××××なんだって」ビデオショップの奥、ホテルの浴室、夜の美術室、土管の陰、祈祷サークル…… 禁忌(タブー)を踏み越えた女子高生たちが迷い込んだ、目を背けたくなるほどの『美』の世界。チェコ国立芸術アカデミー卒、日本コミック界の極北に降臨した恐るべき新人のデビュー作。 ≪大森靖子 推薦!!≫ とくべつ強くなりたい女の子は、どんな汚い手を使っていても、美しい。気持ち悪くなきゃ、気持ちよくなれないし、強く生きるって、とても恥ずかしいことだから。黒歴史ポイントカードがあとひとつでいっぱいになるとき、それでも“とくべつ”になれなかったらどうしよう! この漫画に描かれたその焦燥は、いつまでも鮮烈です。
わかってほしいなんて思ってないし、お前らとは違うし
これくらいわかるでしょ、いやみんなわかってない、あなただけはわかってくれる。
通り過ぎてしまうと、みんな同じだよねって思ってしまう。通り道なんだよねって。
それでもこういうものを捨てきれず、忘れきれずにいるから、触れてしまう。
描かれる女の子はみんなかわいい。単純で痛くて尖っていて、めちゃくちゃかわいい。
女の子が憧れたり焦がれたりするひと達はみんな愚かで薄っぺらくて、こんなの全然つまんないよって傍観者であるわたしは思ってしまう。それでも女の子にとっては世界のすべてで、通り過ぎたあとに世界の入り口だったと気づくのだろう。
世界の入り口に入れなかったひともいるんだから、入れただけでも「すごい」し「やばい」んだよね。
やばいことは気持ちいいし、やばいやつって思われるのも気持ちいい。
最高に痛くてやばいことをして発狂したくなる夜がある方が、気持ちいいよ。
あいつなんて大したことなかったっていつか思うけど、今はそんなのどうだっていいんだよ。
自分だけが尊いんだから何やったっていいんだよ、全世界の少女達に読んでほしい。