名作だ!!
東京ラブストーリーは、ドラマでずっと見ていた。 未だに、リカが「カンチ」と言っている声が聞こえてくる。 当時、何でもすぐにカンチに相談する関口にイライラし、カンチの煮え切らない態度に怒っていた。 私も、登場人物と一緒に年齢を重ね、現在の『東京ラブストーリーAfter25years』を読んで、やっぱり赤名リカはかっこいい魅力的な女性だなぁとしみじみ思った。 青春が一瞬にして蘇った。
あの日、あの時、あの場所から 僕らはどこへたどり着けたのだろうか。かつて恋をしたことのある、すべての男女に捧ぐ…! フジテレビでのドラマ化でも大ヒット、ベストセラーとなった名作『東京ラブストーリー』。きらびやかな東京を舞台に描かれたリカとカンチの恋愛模様、最終的にカンチは幼なじみ・さとみとの結婚を選んだ。あれから四半世紀が過ぎて、二人の子供たちが結婚を決意したことから、止まっていた時が動き始める…。『ビッグコミックスピリッツ』創刊35周年記念読切として50歳となった二人の「その後」が、初めて描かれて大きな話題に。『女性セブン』での連載も経て、ついに単行本化。再会したリカとカンチはどんなラストシーンを迎えるのか? あの頃、二人の恋に胸を熱くした人は必見! 感涙のエンディングを目撃せよ。
スマートフォンとかドローンが出てくるあたりが現代的なのと、バリキャリで海外に飛び出して行ったリカが帰国して田舎で農業というのも絶妙にバブルから目覚めた日本という感じ。さすがに1巻ではそこまで掘り下げた話にもならず、爽やかな黄昏流星群みたいな感じだった。