名無し1年以上前編集少年時代の菅原道真と、色男の在原業平が主人公の作品です。のちに学問の神様になる菅原道真ですが、まだ作中ではちんくしゃな小生意気なクソガキです。基本は数話完結の短いクライムサスペンスですが、巻数が進むごとに、少年菅原道真が将来を考え始めたり、少年漫画的な成長物語も入ってきて、長いスパンの話としても展開が面白いです。また、女の子の描写がどれも個性的でとてもかわいくて、女性の作者さんならでわといった感じです。巻末に平安時代についてのコラムも載っていて、ちょっとした雑学になります。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ時は平安、藤原家が宮廷の権力を掌握せんと目論んでいたその頃、都で突如起きた女官の行方不明事件。「鬼の仕業」と心配する帝から命を受けた・在原業平は、ひとりの青年と出会う。その少年の名は――菅原道真。ひきこもり学生の菅原道真と京で噂の艶男・在原業平――身分も生まれも違う、およそ20歳差のふたりが京で起こる怪奇を解決!?「回游の森」「SP」の気鋭・灰原薬がおくる、平安クライム・サスペンス!続きを読む
応天の門
少年時代の菅原道真と、色男の在原業平が主人公の作品です。のちに学問の神様になる菅原道真ですが、まだ作中ではちんくしゃな小生意気なクソガキです。基本は数話完結の短いクライムサスペンスですが、巻数が進むごとに、少年菅原道真が将来を考え始めたり、少年漫画的な成長物語も入ってきて、長いスパンの話としても展開が面白いです。また、女の子の描写がどれも個性的でとてもかわいくて、女性の作者さんならでわといった感じです。巻末に平安時代についてのコラムも載っていて、ちょっとした雑学になります。