注目のお仕事漫画!!スマホゲーデザイナーの物語
見てこの表紙!!色使いもデザインも良すぎるまるでMdNの表紙のよう…!!! ・飯島さんの顔とメイクとファッション ・南くんのキテレツな服 ・デザイナーさんの使う用語がたくさん出てくる ・スマホゲー業界の労働環境の過酷さ 大好きなところは上げればきりがないですが、わたしの大好きポイントはこの4つです。 飯島さんは、「好きだから」という理由で自らの首を締めるように働く南くんのことを「宇宙人」と呼んで嫌がってるけど、2人で大変な道を選んで働くときは南くんみたいにキラキラしてるんですよね…!んも〜熱い!! 今回の1巻には、新エピソードやカバー裏描き下ろしもあるので、WEBで全部読んでるファンも買ってください(義務) たかし♂先生の美麗な絵で描かれるお仕事漫画「これゲー!」は、左ききのエレン、アニメタ!、ランウェイで笑ってなど、クリエイターの熱い話が好きな人にオススメです!! 「ゲーム作り漫画①」 https://twitter.com/Takasi00/status/1130962718062665728 (画像は1話より。Noと言える飯島さん好き)
ゲームとか映画とかスタッフロールが流れるたびに、人が作っているんだなぁとか思っちゃうタイプなんです。
飛ばす人もいるけど、自分は、そこにドラマとか想像してしまうんですよねぇ。
スケールが大きいと何百人も関わって、その中には陽はあたらないけど細かい作業とか雑務とかやっている人もいるんだろうなぁとか考えると、感動もひとしおなんです。
みんなで作品を作っているんだと。まぁ、一種の羨望ですね。
さて、本作は、そんなスタッフ達にフォーカスした作品で、なかでもゲーム会社のお話。
「好きなことを仕事にする」
一見順風満帆にみえますが、そこは現実。
クリエイターとよぶには程遠い、サラリーマンすぎる発想と要求。
〆切りに追われ、よりよいもののために残業を強いられ、やりがいの名の下、搾取される情熱。
どこも同じで、なんとも世知辛いです。
そんな感じで、情熱も枯れはじめた主人公飯島めぐみのところに、情熱満々の後輩南拓也が現れて、徐々に初心の気持ちを取り戻していく・・・そんなお話です。
冷静(リーマン的タスク処理)と情熱(少しでも良いものを届けたいこだわり)の両側面で語られて、サラリーマンの自分には両方ともわかり、共感してしまうのです。
じゃれあいながらも、変に恋愛的方向にいかず、つかず離れずの二人の関係も、またいい。
働きたい人の需要と供給の関係か、エンタメ関連企業は「どブラック」なかおりがしますが、なんだかんだで好きなものがあって、それに関われることはいいことなんだと痛感します。
やっぱものづくりっていいなぁと改めて思わせてくれる作品でした。