あらすじ

飯島めぐみ、28歳。アプリゲーム会社勤務。職業、ゲーム2Dデザイナー。季節は春。後輩の南拓也と新卒合同説明会に出向いた飯島は、かつての憧れの男・北見と再会する。飯島のデザイナーとしての才能を買っていた北見は、後日飯島を食事に誘い…。「飯島みたいな優秀なデザイナーを探してたんだ。ねぇ、うちの会社こない?」『輝き』をくれるのは、憧れか、それとも…。どうせ苦しむなら、好きなことで苦しみたい。働くあなたにエールを贈る、熱血お仕事マンガ、最終巻!
これだからゲーム作りはやめられない!(1) 【デジタル版限定特典付き】

「最近いいことないなぁ…なんで私この仕事選んだんだろ」飯島めぐみ、28歳。職業、ゲーム2Dデザイナー。アプリゲームの運営のため、残業を重ねて締め切りに追われる日々。好きなことを仕事にしたはずなのに、色褪せていく情熱。けれど、最近異動してきた後輩・南拓也と仕事が一緒になり…? 繰り返す毎日の中、失った「輝き」を取り戻す。働くあなたにエールを贈る、熱血お仕事マンガ。pixivで共感の嵐の人気作、遂に書籍化! エピソードゼロを含めた30ページ以上の描き下ろしを収録。※デジタル版限定特典:描き下ろしページ1P収録

これだからゲーム作りはやめられない! 2巻

飯島めぐみ、28歳。職業、ゲーム2Dデザイナー。アプリゲーム運営の多忙な日々の中、後輩の3Dデザイナー・南拓也と共に、ゲーム作りへの情熱をもって働いている。ある日、職場に中途入社のエンジニア・イ・ミンジェがやってくる。彼は南の前の会社の同期だという。どうやら、謎多き男・南の過去を知っているようで…? 「南、あの頃みたいに…優しくなったね」失った『輝き』を取り戻せるのは、一緒に働く仲間がいるから。働くあなたにエールを贈る、熱血お仕事マンガ、第2巻!

これだからゲーム作りはやめられない! 3巻

飯島めぐみ、28歳。アプリゲーム会社勤務。職業、ゲーム2Dデザイナー。季節は春。後輩の南拓也と新卒合同説明会に出向いた飯島は、かつての憧れの男・北見と再会する。飯島のデザイナーとしての才能を買っていた北見は、後日飯島を食事に誘い…。「飯島みたいな優秀なデザイナーを探してたんだ。ねぇ、うちの会社こない?」『輝き』をくれるのは、憧れか、それとも…。どうせ苦しむなら、好きなことで苦しみたい。働くあなたにエールを贈る、熱血お仕事マンガ、最終巻!

これだからゲーム作りはやめられない!

やっぱ「ものづくり」っていいっ!て思える作品

これだからゲーム作りはやめられない! たかし♂
六文銭
六文銭

ゲームとか映画とかスタッフロールが流れるたびに、人が作っているんだなぁとか思っちゃうタイプなんです。 飛ばす人もいるけど、自分は、そこにドラマとか想像してしまうんですよねぇ。 スケールが大きいと何百人も関わって、その中には陽はあたらないけど細かい作業とか雑務とかやっている人もいるんだろうなぁとか考えると、感動もひとしおなんです。 みんなで作品を作っているんだと。まぁ、一種の羨望ですね。 さて、本作は、そんなスタッフ達にフォーカスした作品で、なかでもゲーム会社のお話。 「好きなことを仕事にする」 一見順風満帆にみえますが、そこは現実。 クリエイターとよぶには程遠い、サラリーマンすぎる発想と要求。 〆切りに追われ、よりよいもののために残業を強いられ、やりがいの名の下、搾取される情熱。 どこも同じで、なんとも世知辛いです。 そんな感じで、情熱も枯れはじめた主人公飯島めぐみのところに、情熱満々の後輩南拓也が現れて、徐々に初心の気持ちを取り戻していく・・・そんなお話です。 冷静(リーマン的タスク処理)と情熱(少しでも良いものを届けたいこだわり)の両側面で語られて、サラリーマンの自分には両方ともわかり、共感してしまうのです。 じゃれあいながらも、変に恋愛的方向にいかず、つかず離れずの二人の関係も、またいい。 働きたい人の需要と供給の関係か、エンタメ関連企業は「どブラック」なかおりがしますが、なんだかんだで好きなものがあって、それに関われることはいいことなんだと痛感します。 やっぱものづくりっていいなぁと改めて思わせてくれる作品でした。