映画化してみてくんない?試しに
短い尺でいいんだ… 試しにさ…試しに… 新海誠に任せてみませんか? って誰でもない誰かに頼んでしまいそうな傑作。 ひとつひとつのシーンの瑞々しさとフワッと終わらせない真っ直ぐさが心地よい。 たのむよ…試しに映画化してくれよ…
転校先の学校で、同級生・理生の秘密を知ったなつる。少年と少女の、幼い恋と冒険の物語。――七尾(ななお)なつるは東京から転校してきた小学6年生。クラスの女子に無視され、サッカーチームの新任コーチともソリが合わない。そんな時、大人びたクラスメイト・鈴村理生(すずむら・りお)の、誰にも言えない秘密を知ることに……。夕立、お祭り、「とうふ」という名の白い猫。小学校最後の夏。ふたりの、ひそやかな冒険が始まる。
なんて初々しくて、清々しくて、切なくて ・・・。
素敵な作品なんでしょう。
一冊読んだだけで、映画を見終わった感覚になりました。
小学生のひと夏の経験とは、言えないもっと大きくて深い感じ。
心が揺さぶられます。
是非、手にとって読んで欲しい!!