シンガポールでは温帯の果物はかたいという新たな知識
ほんわかとした絵は、日本のエッセイ漫画絵風にした結果なのかなぁ。 アメリカで連載されていたコミック表紙はダークな感じだったので、ギャップが大きい。 とはいえ、4コマで綴られるほんわかとした話と絵柄に、あの漫画この漫画のキャラクターだけでなく、外国のイラストによくある充血した目玉の人が出てきておもしろい。 特に好きなところは、突然座禅を始めること。 実際は突然ではないのだろうけど、周りに座禅をする人がいないので、印象に残っている。 シンガポール人から見た日本の話から、日本の出版社へ漫画持ち込みの話へ。 いろいろあったようだけど、作者さんが筆を折ることにならなくてよかった。
すこし前に海外エッセイ漫画と海外ウェブトゥーンにハマっていて、フランスはとにっきやモンプチ(フランスに偏ってますが)などを読み漁っていました。そのころにたまたま「海外のマンガ家さんが日本での生活を描いたエッセイ漫画」という興味ドンピシャのマンガがあると知って「絶対面白い…!」と思いながら読んだのがこれでした。
https://www.comic-essay.com/episode/68/
絵がすごくかわいい!コミックエッセイらしさとお洒落さが絶妙なバランスの絵が素敵✨
クチコミを書くにあたりさっき冒頭を読み返してみたら
・アニメやマンガで買い物袋から突き出しているものが「ネギ」だと知って真似したくてスーパーで買う
・日本で人の家に招かれた際、「(※客間に)上がって上がって」の意味がわからなくて、3階まで上がって待っていた
・スーパーで売ってる下着が地味なのが不思議
…という面白エピソードがたくさん出てきて笑ってしまいました。
ちなみに私が好きなのは「あられの日に窓の外を見たら男の子がマンガみたいに屋根の上で空を見上げていた」という話。もし自分が海外出身のオタクでそんな光景を見たらエモすぎて一生忘れられないと思う…!!
(↓このエピソードです。「第10話 あられで出会った少年2」)
https://www.comic-essay.com/episode/read/747
20話以上がコミックエッセイ劇場で公開されているのでぜひ読んでみて下さい!
(追記)
当時は知らなかったのですが、フー・スウィ・チン(FSc)さんは、日本でも著者を発表してる有名な作家さんなんですね。最近知ってすごく驚きました。
(画像は序文の挨拶のところ。優しい塗りと洗練された柔らかいデフォルメが素敵です。)