あ~これは…
まあどうせいつか死ぬし ~清野とおる不条理ギャグ短編集~ 清野とおる
ひどいですね。たまにはいつもと全然違うやつ読んでみようとして振り切っちゃった…。絵はうまいと思うのでもったいないと思ってしまったけど、小・中学生男子には人気あるだろうなぁ~このセンス。
今作にも再録されている「不快な読み物」の一部「街」を読んで鮮烈な衝撃を受けたまま10年近く、そこから派生して多くのかけがえない出会いを経て
清野さん、あなたがいなければ私はどれだけつまらない人生を送っていただろう?と本気で思って生きています。
世間的には清野とおるはエッセイ漫画家としての認知が高いと思われますが、私の中では不条理創作漫画の人なので
令和の時代に氏の短編集を新刊で読める日が来るなんて感無量です。私がまあどうせいつか死んだらコミックスを棺に入れてほしいので、どうぞよろしくお願いいたします。
騙されたと思って読んでみてください。
100人読んだら99人が騙されたと、「これの何に心を動かされたの!?」ときっと思うことでしょう。そうではないひとりに、あなたがなるんですよ。そう、私のようにね
いずれにしても唯一無二の感情をお約束します。
おすすめです。