最近、コミックビームのバックナンバーで過去話を読み返すことがありまして、その中で5月号のN極物語が非常に異質で、何回も読んでも惹きつけられるような印象的な回だったのです。
https://comicbeam.com/magazine/beam201905.html
このお話では、それまでのギャグ調から一転して、過去の回想からはじまります。突然、喋れるようになった主人公(ペンギン)が群れから離れ、例のアイツと出会う。
シリアスで哲学的なストーリー展開から、ホッと一息つくオチまで、素晴らしいの一言です。
喋らない動物たちの眼差しがとても恐ろしく、何か見てはいけないものを見てしまった気持ちにさせられました。
このわからない感覚って何なんだろう…。
しばらくの間、忘れられそうにありません…。
これを書いてる時点ではビームで休載状態なので、いつか連載再開することを祈ってます。
単行本になるのかどうかもわからないけど、ぜひ何らかの形で発売してほしい作品です。