著名ゲーム開発者がやめて、新会社設立って
METAL GEAR」シリーズの小島秀夫氏がコナミデジタルエンタテインメントを退社 http://www.4gamer.net/games/999/G999903/20151216016/ この漫画を思いだした。
クリエイターたちの魂を揺さぶる熱血ゲーム業界群像劇『大東京トイボックス』が、<デジタルリマスター版>として復活! 『東京トイボクシーズ』へと続く起源の物語を、しかと見届けよ!! ※デジタルリマスター版では、当時の生原稿データから電子書籍用にデータをフルリメイク。巻末には、当時の秘蔵ネームを一部収録しております <1巻あらすじ> ゲームクリエイターを目指す元気な関西娘・百田モモ。かろうじて採用されたのは、あの天川太陽のいるゲーム制作会社・スタジオG3。そこで企画見習いのモモを待ち受けるのは、夢と現実の違いを痛感させられるリアルな修業の日々だった――! 面白いゲームのことしかアタマにない年中無休のゲームバカ・太陽、キャリアだが隠れた趣味を持つ月山星乃ほか、個性豊かなアイツらが、今日もアキバの片隅でゲーム魂を燃やす!
かつては憧れましたよ、ゲーム業界。実は私、憧れただけじゃなくて初めて就職したのは大手ゲーム会社だったのです。ただ、オリエン時に「新しいゲームセンター」というお題で、「海上を移動する島状施設」というのを考え、移動は島を大巨人が頭に乗っけて行う、というのを絵付きでプレゼンしてしまうような輩がごろごろしていた世代で…。で私はドロップアウトしてしまったわけですが、今でもゲーム業界ものを読むといろいろと思うことがあります。この作品でもそうですけど、モノを作っている人たちにはある種の”熱”がある。困難にぶつかっても安易に流れず、理想を求める気質がある。本作の主人公的存在の天川は、前作よりそんな青臭い部分は控えめだけど、魂のある仕事っぷりはあいかわらず。つい、昔のあいつらはまだこんな気持ちをもち続けてるかなあなんて思ったりしてしまいました。また、一般サラリーマンにも当てはまることも多く描かれているので、こういうことはどんな仕事してても忘れちゃいけねえなあ、と自分にも言い聞かせてみたり。少し元気が出る作品です。