終わり方がいい
※ネタバレを含むクチコミです。
「彼女として完璧なのに、その歯だけ反抗的なんだよな」空気を読んで言いたいことを飲み込んでしまう椎葉は、彼氏からコンプレックスの歯並びを茶化されても曖昧に笑うばかり。“言えないきもち”は積み重なり、校舎裏で本音を叫ぶ椎葉。しかしタイミング悪く美術部の伸に聞かれてしまい、デッサンのために歯を触りたいと言う伸に協力することに。半ば脅されて始まった伸との関係だったものの、ありのままでてらいのない伸と過ごすうちに、彼の前だけでは素の自分を出せるようになっていき…? オリオリスープの綿貫芳子最新作! 少年少女のひと夏を描く、未熟な歪さが美しい青春群像劇。
3人の学生を軸にストーリーが進むんですが、読み応えあって内容も面白いです。
歯並び悪い子から始まります。
容姿のコンプレックスから内面的なコンプレックス。人間関係のわだかまりとかこの人といると解放される、とか!
3人どれも悩み、考えがあって絡み方がうまい…!
ラストも気持ちがいい
久々に漫画一冊で満足しました、是非オススメ!