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SF世界では古より用いられてきた"コールドスリープ"という舞台装置。これを短期間の"タイムリープ"の道具として利用したのが「君は春に目を醒ます」ならば、擬似的な"不老不死の秘薬"として用いてるのがこの「絶対零度アイドル」という作品。
コールドスリープで眠る間は歳を取らない、ならばアイドルに活動期以外に眠ってもらい若い状態を長く保たせよう、という恐ろしい着眼点の作品。しかし1巻の段階ではSF要素よりもアイドルの活動が物語の中心。というか、現段階で既にある登場人物の思惑のようなものが見せられるんだけど、その上でアイドルの魅力を魅せることに重点が置かれているような気がする。これは果たして何を意味するのか。
私にはこの作品、「取っ掛かりはSFっぽいけど実はストレートなアイドルものなんですよー」という顔をしておいて、最後の最後にとてつもないちゃぶ台返しを用意している、そんな気がしてならない。これは1巻から追って置かないと勿体無い。
1巻まで読了。
舞台はコールドスリープ技術が使われている近未来。若さを保つために冷凍睡眠装置を使った「冷凍保存アイドル」が登場して大人気! その中でも勢いのあるユニット「ブライア・ローズ」のマネージャーとなった主人公・光太郎の周りに、徐々に不穏な空気が漂い始めて…!?
舞台はコールドスリープ技術が使われている近未来。若さを保つために冷凍睡眠装置を使った「冷凍保存アイドル」が登場して大人気! その中でも勢いのあるユニット「ブライア・ローズ」のマネージャーとなった主人公・光太郎の周りに、徐々に不穏な空気が漂い始めて…!?