トラベルカルチャー誌TRANSITに掲載された異色の作品です。今号の特集「砂漠の宇宙を旅しよう」に沿った内容になっています。

世界が砂漠だらけになった近未来が舞台。街はガラスのようなドームに覆われてよく管理されているのでほとんど不自由なく暮らせる。主人公の女の子〈サテ〉は絶滅植物のサクラに憧れていてVRでいつもそれを観ていた。ある日、研究者のお父さんが勤めてる会社の仲間がドームの外でサクラを見つけた話を聞いたので連れて行ってもらえることに。砂まみれになりながら車のような乗り物で向かっていくが…。

サザンウィンドウ・サザンドアは身近な世界である団地が舞台でしたが、今回はガラリとジャンルが変わって近未来SFだったので驚きました。けれども絶滅したサクラに憧れる女の子というストーリーはとてもロマンがあり、余韻にも特別なものを感じました。マンガ雑誌ではないのでページが左開きなのもオツな違和感かもしれません。

読みたい

今、掲載誌のTRANSITが無料立ち読みできるので石山さやかさんの「温室都市の暮らし」も読めちゃいます。

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

温室都市の暮らし
1巻を試し読み
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
東さんのアルバイト

東さんのアルバイト

大学1年生の田村えみりは、フタバコーヒーでアルバイト初めて3カ月。駅前にあるので夕方は混雑するが、スタッフも優しくこのアルバイトを気に入っている。しかし、同じ大学1年の東葉月のことがどうしても苦手で…?【この作品は「ハルJam2020」に収録されております。重複購入にご注意ください】

サザンウィンドウ・サザンドア

サザンウィンドウ・サザンドア

懐かしいのに、新しい。団地マンガの新星、デビュー! 舞台は建て替えが進み、新旧入り混じった景色が広がる、とある団地。大人とこども、自由と不自由、孤独とぬくもり。数多の窓、数多のドアの向こうにある、それぞれの生活――。 「今年の花火」結婚を機にこの団地に住まい始めた若い夫婦の、初めての夏、2度目の花火 「夜を歩く」最終電車を降り損ねた若きサラリーマン。団地に帰るまでの、長い長い夜の散歩 「わたしの団地」数年ぶりに訪れた男やもめの父の家。すっかり様変わりした団地の姿に、娘はなにを想う? 他、そこに住む人々のささやかな日常を丁寧に切り取った四季折々の12編。描き下ろし4Pも加えた、オムニバス短編集。

砂漠だらけの世界でサクラに憧れる女の子 #読切応援にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。