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ULTIMA THULE

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まあ〜すんごい読切を読んでしまった…!

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あらすじ
頭の中の「怪物」のせいで怒りをコントロールできない少年・竹中正治と、生まれつき全身が真っ白な少女・京郷日和
理由は違えど、ともに家族から見放され友達もおらず居場所のない2人。

ある日、竹中は「UFOに攫われたい」という京郷の願いを叶えるため、UFOを探す3日間の旅を提案する―――
………
 
描き込みと塗りで全体的に暗い紙面が、鬱屈したムードを作り出しているのが特長。すごく雰囲気がある。

竹中が小学生らしからぬ成熟した思考力で怪物と対話するシーンがとても恐ろしかった。対話を重ねるうちに「怪物が自分から分離していく」描写は、アイデンティティの危機を見事に表現していて唸る。

竹中が生来の凶暴性を抱え苦悩しながら生きるところは、ジョジョの悪役に通じるところがあってすごく好き。最終的に2人とも友達になれて本当によかった…!

殺すときに使うつもりで持ってきたパラコードで京郷を救う演出が超オシャレ。

いつか書籍として出版してほしい読み応えのある読切。

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まあ〜すんごい読切を読んでしまった…!

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**あらすじ**
頭の中の「怪...
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話の最後に「ULTIMA THULE(ウルティマトゥーレ)」の意味が明かされるけど、ウルティマ・トゥーレとは「人類が接近して観察した中で最も遠い天体」の名前らしい。

3日間の逃避行の果てに、希望を見つけたこの物語にピッタリなタイトルで震える。

しかもウルティマ・トゥーレは2つの小天体でできてるとか!
作者のセンスどうなってんだよ(褒め言葉)

NASAの探査機ニューホライズンズが日本時間1月2日、「ウルティマ・トゥーレ」の愛称で呼ばれる、太陽から65億km離れた太陽系外縁天体2014 MU69に3500kmまで接近して探査を行い、探査史上最遠方となる天体の姿を撮影した。

うるてぃまとぅーれ
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