元から気になっていたけど、このレビューでさらに興味を惹かれた。近日中に手に取ってみます
心の支えになっているマンガの作者、東雲しおんが好きすぎるあまり上京してきたアイコと、実はしおん本人なんだけどそれを隠している隣人のマオ。アイコの愛も狂信的すぎるんだけど、マオのほうの感情もアイコに対して依存的で危なっかしい。2人の距離感とそれぞれの想いの重さにヒリヒリする。
と、ここまでは百合作品っぽい感じなんだけど、物語の端々で"何か"が起こっていることが暗に示されている。その存在自体は隠す気はないのに、それが何なのかは1巻では全く明かされない。果たしてこの作品はアイコとマオの物語だけの作品なのか、もっと大きなミステリーが隠されているのか、というか何だこの作品!?
愛の重さと物語世界に何かが隠されている感じ、もしかしたら「あげくの果てのカノン」や「青野くんに触りたいから死にたい」のような作品になっていくのかもしれない。
漫画家・東雲しおんを神の如く崇拝し、上京してきたアイコ。隣人のマオは、アイコのその強烈な信仰心を目の当たりにし、ある秘密を隠し通す決意をする。「私がその漫画家であることを知っても、あなたは『私』を見てくれますか――?」狂信的に純粋な想いに翻弄される、二人の少女の物語。※この作品は同タイトルの【新装版】です。物語の内容・登場人物等に変更はありません。
漫画家・東雲しおんを神の如く崇拝し、上京してきたアイコ。隣人のマオは、アイコのその強烈な信仰心を目の当たりにし、ある秘密を隠し通す決意をする。「私がその漫画家であることを知っても、あなたは『私』を見てくれますか――?」狂信的に純粋な想いに翻弄される、二人の少女の物語。※この作品は同タイトルの【新装版】です。物語の内容・登場人物等に変更はありません。