先週は、景ちゃんの笑顔、膝枕からの、巌さんの衝撃のカミングアウトっていう見所の嵐だったけど今週は話が進んだなー。
こんな速攻で倒れてしまうとは.....

アクタージュはビジュアルイメージとキャラも意識されてるからスゴイ。
景が周りを巻き込む混沌とした黒として描かれてて、その対比で千世子は白のイメージ。無機質な完成品、秩序的なものと描かれた。
一方で阿頼耶は景と同じ黒だけどより動物的な混沌として描かれてる。そんでいま景には『死』という概念が教え込まれて、より黒が深まっている。よく考えられてる作品

今週は、巌さんがギリギリの状態だからこそ、つい呟いてしまった「これが幸せか」の一言が沁みた。
次回は本番。「巌さんは来れない」発言がどう回収されるかも気になる

今週の「私が巌さんなら……カムパネルラなら」の一言は、とても核心的で面白かった。

原作の「銀河鉄道の夜」カムパネルラは、ジョバンニに「みんなの幸いのためにどこまでもどこまでもいっしょに行こう」というようなことを言われた直後「うん」と答えるが、結局は友達を救って溺死する。
そんなカムパネルラは次のような言葉を残している。

「おっかさんは僕を許してくれるだろうか?」
「僕はおっかさんが本当に幸いになるのならどんなことでもする。だけど一体どんなことがおっかさんの幸いなんだろう?」
「誰だって一番良いことをしたら幸いなんだね」
「だからおっかさんは僕を許してくれると思う」

これらの言葉を思い出したジョバンニは「ほんとうの幸い」を知るのである。

この「おっかさん」を「劇団天球」に置き換えると、今回のアクタージュの全貌が見えてくる。つまりこれは「劇団天球」の代表であるジョバンニ、明神阿良也とカムパネルラ、巌の代理である夜凪の「銀河鉄道の夜」ということになる。面白い。

たしかに、構造は面白いかも。ただこの先に山場はありそうだけどね。
個人的には巌さんは演出家で、私達は役者だからってコマのカムパネルラ夜凪がかっこ可愛くて良かった。

ずっと一緒にいられると思っていた。
カムパネルラは僕の側にいつもいてくれたから。
ずっと一緒にいられると思っていた。

阿良也の語り。まんま「カムパネルラ」を「巌裕次郎」に置き換えても意味が通じますね。よく出来てる

>カムパネルラ、巌の代理である夜凪の「銀河鉄道の夜」ということになる。面白い。

まさにこれでしたね。今週もとても良かった。劇を見ている時に引き込まれるような感覚を上手く漫画で演出していたのが素晴らしかった。台詞もただの解説じゃなくて、感情が上手く乗った台詞になっていた。いやぁ来週も楽しみ

>カムパネルラ、巌の代理である夜凪の「銀河鉄道の夜」ということになる。面白い。

まさにこ...

アキラの存在はたしかに浮いているなぁ。銀河鉄道の夜という舞台の中にうまく溶け切っている感じがしない。そこに意味があるのかなぁ。なんというか劇団天球のための『銀河鉄道の夜』の光みたいなものになりうるんじゃないかな。わかんないけど

劇編は一日目でやりたいこと全部やっちゃう感じかな?
何日も続けてる中での変化ってのも見たかったが、やってくれるのかなぁ。

阿良也の表情の変化に目を奪われるけど、地味に吹き出しの二重枠線が効いてるな。劇という特異な空間を作り上げてる

阿良也の表情の変化に目を奪われるけど、地味に吹き出しの二重枠線が効いてるな。劇という特異な空間...

阿良也は今まで役と一体化(憑依)した演技をし続けて来た
そんな人間が死別という残酷な別離を身を持って知り発する「いやだ」
巌さんの目論見がこれ以上なく機能して、阿良也に最高のアドリブを発させた

痺れるわ...そんな魂のこもったセリフ

めちゃくちゃ綺麗な展開だった。ご都合主義の奇跡もなく、銀河鉄道の夜という元ネタから脱線しすぎることなく、天球という劇団の話を舞台で描いてみせた。作者すげーわ

アクタージュの夜凪景、消防庁のイメージガールに

ニュース| 役者や演技を題材とした漫画『アクタージュ act-age』(原作:マツキタツヤ、作画:宇佐崎しろ)の主人公・夜凪景(よなぎ・けい)が、消防庁の火災予防啓発用ポスターのイメージガールに起用された。全国の消防署などに配架、掲出される予定。 これは、漫画のキャラクターである夜凪を実在の女...

スゲー

巻頭カラーに相応しい一話だった!
モブ劇団員がそろって「立て!立つんだアラヤ!」って応援するところ、すごく少年漫画らしくてよかったw

スタジオ大黒天通信なんてあるんだ。家帰ったら確認しないと

グループ作ってもらって喜ぶシーン、青春って感じでいいなぁ。
しかしあの悪そうな男がどう出るか。

花井君、屋上で夜凪を襲うんじゃないかとおもったけど、普通にいい子だった。
つーか学園編、打ち切りエンドみたいな感じ?
もうちょい盛り上げられた気がするのに残念。

64話 新キャラ・大賀美陸(26)登場。
10年前はちょうど今の夜凪たちと同じ世代だったのか。

羅刹女で夜凪と千世子の2人とどんな絡みを見せるのか楽しみ

Rick Ogaのファン、男も女も雑に扱われてよろこんでるの草
役者の性格をちゃんと理解してるいいファンだ

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役者の性格をちゃんと理解して...

夜凪ちゃん、3日間で何をするつもりなのかまったく見当がつかない!
まあ、宣言したからには何かやらかして天元突破するんだろうけど、こんなにハードル上げちゃって大丈夫??

セーラー服とローファーで山登りとはまたセンセーショナル

砂漠で学ランみたいなカッコよさがあって好きだけど、作品内でも現実でも「山を舐めてる」とか叩かれないかちょっと心配

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限界がない、常識に縛られない、退屈な世界を否定するのが芝居

小説家で彫刻家で脚本家が言うと重みが違うな
フィクションを読む理由って確かにそこだなと思う。

魔男のイチ

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この世界において魔法とは生き物である。 そして困難な試練を乗り越え、魔法を習得するハンターたちを人は「魔女」と呼ぶ。 ある日、辺境の山奥で、恐るべき王の魔法と最強の魔女が激闘を繰り広げていた。 誰も近づくことを許されない神聖な戦い。 しかしそこへ、場違いな一人の少年が乱入する。彼の名はイチ。 魔法とも魔女とも縁の無い山暮らしの狩人である。 やがて、その少年は世界を驚愕させることになる――!

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時々竜に変身してしまう竜人と、人間が一緒に暮らす少し不思議な世界。幼馴染の竜人の女の子は17歳になると竜の街に引っ越すことが決まっており・・・。竜人 × 人間の胸キュンラブストーリー!

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