あらすじ「羅刹女」の公演まで残り数日。稽古は佳境に入り、出演者はそれぞれの思惑を胸に抱いて、迫り来る本番に思いを巡らせる。そんな中、サイド甲の演出家・山野上は夜凪が羅刹女を演じる上で、真に力を発揮させるためのある仕掛けを用意していると王賀美たちに告げる――。
これからの時代は、嘘のない実力こそがより面白いモノを作るんじゃないかって思わせる。 主人公の彼女の芝居は多分、隣にある引き出しを開ける感じだ。 最後の演技で称賛が出たときの拍手、これは感動のそれだ。 この漫画を読んで、常に面白いと思うものを作る側でありたいと思った。