新しいものに感じた
中年と男性が身寄りの無い子供と出会い育てていく…なんだか、どこかで見たような設定です。しかし、そこへファンタジー世界が融合すると、全く新しい世界として感じられて気付いたらハマってました。「子どもを引き取る」系の物語自体は、昔からあるものですが、どこか斬新な漫画だと思いました。
仕事でダンジョンに潜った冒険者・ハジメは、お腹を空かせた少女・リルイと出会う。親に捨てられ、身寄りのない彼女を一人、放っておくことも出来ず──「俺の仲間になるなら泣くな!!」かくして始まった、二人の共同生活。しかしリルイは「ただの」少女ではなくて……!?
異世界版よつばとみたいな話。おじロリ。優しい気持ちになれます。父性?
リルイの普段と“正体”とのギャップがすごくて、そこもまたコミカルに可愛く描かれています。
29歳って年齢がまた絶妙ですね。おっさんを自称するには自虐と背伸びが入り混じる感じ。あるいは現代日本より平均寿命が短そうなファンタジー世界ならよりおっさんかもですね。