sinkで出来ていたことが出来ていない
漫画家としての作者の実力はここで記述するまでも無い程に圧倒的なのは周知の事実である。しかし、この作品においては、その実力を発揮しきれていない。サスペンスにも関わらずコマ割りが細かくテンポ良く進むため、サスペンスが必要な箇所でなんてこと無い日常の様に進んでいってしまう。ましてや大ゴマにする必要の無い箇所で大ゴマにしてしまっている。絵の造形も不気味な雰囲気が失われギャグのキャラ造形になっている為、ここでもサスペンスが失われる。sinkで出来ていたことが何故出来ていないのだろうか?
【掲載誌】
イブニング2017年24号(2017年11月28日発売)に掲載
【受賞歴】
『残った恋』 第36回 イブニング新人賞 大賞 受賞
【公式ページなど】
モアイ作品ページ http://www.moae.jp/comic/nokottakoi/1
Twitter https://twitter.com/huu_mu
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まちざわです。絵置場。