なんかわからないけど前向きになる(気がする)
何度も「何を読んでるんだろう?」という気持ちになったけど不思議とページを捲る手は止まらないし、あのおっさんたちの前向きさに救われるような気がした。唐突に現れたキミオちゃんという小さいおっさんが実は警察署長だったというオチの話がいちばん好きでした。 3人のホームレスと不幸にも巻き込まれるひとりの女性。ジャンプ作家とかが同じ設定で描いたら普通に人気出そうと思いました。
明和電機社長・土佐信道、ユースケ・サンタマリアなど、稀代のクリエイターが絶賛し、平成13年度文化庁メディア芸術祭で「審査委員会推薦作品」に選ばれたあの『恋の門』の作者・羽生生純が放つ不条理でラブリーな異色のルンペン漫画が電子化で21世紀の混沌とした時代に大復活!!
4人のホームレスが毎回くだらないことをする話。友達から借りて読んで面白かった記憶があったんだけど、改めて読むと当時を知らないと笑えないネタとか、今は陳腐化してしまったネタがあり、時の試練を感じた。まぁでもそんなことは気にせずに楽しめるし「わがらんなぁー」て言いたくなるよ。