工業用ロボットの旅の物語
工業用ロボットが好奇心旺盛な少年少女と接触して自我に目覚め、孤独な旅に出る物語です。 その過程で様々な出会いと別れが生じ、世界に奇蹟と恐怖を撒き散らします。 絵だけを見ると、この作品はホラーなのかな?と思うけど、 ストーリーを追っていくと、高度成長期のオートシステム化の始まりで、それに伴う人間の戸惑いと葛藤を描いていくのか? 横図先生らしい作品です。
▼第1話/春と桃▼第2話/夏の家族と新しい友達▼第3話/秋の別れと謎の女子▼第4話/冬のランナー▼第5話/春の別れ ●主な登場人物/岡本桃寧(美術予備校に通う女の子) ●あらすじ/この春高校を卒業して、美術予備校へ通うことになったももね。おっとりマイペースな彼女は、自立するため一人暮らしを始めるも、引っ越して2週間経っても部屋が片づかず、電話でお姉ちゃんに起こしてもらったり、遅刻した授業で居眠りしたりする日々。そんなある日、補助講師としてやってきた芸大生・藤田に、ちょっと心をときめかせて…?(第1話) ●本巻の特徴/美術予備校に通う、ももねのかわいらしい日々。塗り下ろし大増カラーに加えて、描き下ろしおまけページも充実! ●その他の登場人物/岡本太郎(桃寧の兄。公認会計士)、岡本深紅(桃寧の姉。大学生。青山のギャラリーでバイト中)
冬目景作品の中でもかなり好きな漫画