やはり単純に善悪判断できないところでしょうか。何か正しくて何が正義なのか考えさせられます。

それとユニークにキャラを登場させて感情移入してきたところで容赦なく殺してしまうところも巧いですよね。

あずみの成長過程が魅力です。また、常に刺客に狙われていて、誰が味方で誰が敵か最初に自分で予想しながら読むのも楽しかったです。

微妙にトラウマだったシーンTOP3

・秀忠が生きている鯉を真っ二つに引き裂いたシーン
・風呂で出会った老婆が刺客だったシーン
あずみを殺すために集められた刺客が仲間割れしてそのうちの一人が両手両足と鼻を斬られたシーン

敵味方に魅力的なキャラが多かったが、
あずみと仲良くなると死亡する、という問題がある。
読者は次第にあずみのことしか考えられなくなり、「あずみ〜〜っ!あずみ〜〜っ!!」と、一種の洗脳状態になる。

一癖も二癖もある敵キャラたち。最上美女丸や土蔵と火蔵、金角&銀角あたりの初期の敵たちは滅茶苦茶に個性が強くて名悪役揃いだったと思う。あと、風呂場で突然襲ってくる爺婆コンビの刺客とかも面白すぎw

最近読みました。
青銅聖闘士でも100人候補がいたのに、
10人しかいなくて、ほぼ完成した所で
殺し合いさせて5人にするって、
勿体無さすぎる。
残った男の子達はあずみ並みに強い訳では
無いので割と簡単に死ぬし。
師匠としてはともかく経営者としては
失格。

キャラでは井上勘兵衛が良かったです。
敵ながら、筋の通った人物であずみ
人生の指針もなったと思う。
家康暗殺後は憑き物が落ちたように
穏やかになってたけど、
武士としての生き方を捨てきれないという
哀しい人でもありました。

女神の標的

女神の標的

陸軍の隠し金塊に翻弄された女性の運命!! 第二次世界大戦が終わってから8年が経ったある日、大衆演劇で女優として活躍する春子の前に、突然見知らぬ男たちが現れた。彼らは春子が、彼らが探している物の手がかりを握っているはずだと迫るが、春子は身に覚えがない。さらに、男達は彼女の想像を遥かに超える話を語り出す… それによると、軍人だった父は戦死ではなく、旧陸軍の隠し金塊を巡る争いに巻き込まれ、拷問され死んだというのだ。衝撃的な話に動揺する春子だったが、それは彼女が戦後日本の裏で暗躍する、金塊を狙う人々との戦いの始まりだった…! 春子に狙いを定めて襲い来る男達の攻撃から、彼女は生き延びることができるのか!? そして、旧陸軍の隠し金塊は本当にあるのか!? 美しきヒロインが己の運命に葛藤し、戦う、大人気ヒストリカルサスペンス待望の第1集!!

チェンジ

チェンジ

車椅子の少女・早(さき)をお迎えする役目を負った新米死に神。だが、幼い頃から足が不自由で窓から野球を見ることを楽しみにしているという、早の境遇に感じ入った死神は、自分の命と引き替えに早に49日の時間を与える決断をした。そして早は落ちこぼれの高校野球部に入部し…!? 巨匠・小山ゆうが贈るファンタジック青春ストーリー!!

サムライ数馬

サムライ数馬

女の子として生まれた事を世間に伏せられ、日本屈指の大財閥・兵藤コンツェルンの跡継ぎに見合う“サムライ”として育てられてきた数馬。父の死に際し、女性として生きていきたいと思う数馬だったが、身内の争いを目にし、やはり父の会社を継ぐことを決意し…!?

男ぞ!ケンノ介

男ぞ!ケンノ介

主人が亡くなり、女性しかいなくなってしまった藤岡家は、男子誕生を条件にお取り潰しを免れることに。そこに誕生した男子・ケンノ介は、甘やかされて育ってしまった。これではいけないと、立派な武士に育てるべく、祖母はケンノ介を厳しく育てることにして…!? 江戸時代を舞台に繰り広げられる痛快コメディー!

颯汰の国

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江戸幕府に抗った男… 大人気歴史物語!! 徳川家康から秀忠、家光へと移行していく時代、改易の憂き目に遭いながら、屈することなく敢然と幕府に立ち向かった男がいた!! 名は佐々木颯汰。数奇な運命を背負った颯汰は、いかに生き、戦うのか… 巨匠・小山ゆう熱筆!! 圧倒的スケールで描き出す、歴史スペクタクルロマン、ついに開幕――!!

お~い!竜馬

お~い!竜馬

弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!

AZUMI-あずみ-

AZUMI-あずみ-

1860年(安政7年)3月3日、江戸城・桜田門外。時の大老・井伊直弼は、登城してきたところを水戸藩から脱藩した18名の浪士に襲われ殺害された。後に「桜田門外ノ変」として歴史に残るこの事件の裏に、ひとりの美しい少女の姿があった。少女の刃は混乱の中、井伊の命を一瞬で奪い…。

ももたろう

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古賀、村田、亀乃川の三人は私立大学の相撲部に所属している。そこへ古賀の後輩・百田桃太郎が上京してくる。彼は高校を卒業した後、相撲部屋への入門を希望し、古賀を頼ってやってきたのだ。島で一人で鍛えたという桃太郎の体は、高校生とは思えないほど立派なものだった。観客の前で手に汗握る大相撲を取ることを夢見る桃太郎。しかし、相撲にはめっぽう強いが、美人を見るといてもたってもいられず「お願い」しちゃう彼の行動は、伝統と格式を重んじる大相撲界で大ヒンシュク!!

雄飛

雄飛

敗戦を迎えた昭和20年、満州から引き揚げる混乱の中で、ある男に母と姉を殺された雄飛。孤児となってしまった雄飛は、彼に救いの手を差し伸べてくれた娼婦のまち子と、弟の剛士とともに生きていくことになった。やがて17歳となった雄飛は、母と姉の仇である男への復讐心を胸に秘めながら、プロボクサーとしての道を歩んでいく…肉親との永遠の別れ、幼なじみの少女・青葉との再会。幾人もの人との出逢いを重ねながら、戦後の混乱を激しく生きる少年・雄飛の、熱き魂のドラマ。記念すべき第1集!!

小山ゆう短編集

小山ゆう短編集

1970年代~90年代に「少年サンデー」「少年ビッグコミック」に掲載された作品を収録。小山作品のエッセンスが凝縮された、ファン必読の短編集!!名門・富士見小学校の校舎の端に、小さなボロボロの寮がある。教師の細刈先生が、家庭に事情のある子どもたちをここに集め、世話をしているのだ。ある日、この寮にふたりの転入生がやって来た。ひとりは、野球が大好きな少年・石垣元気。もうひとりは、金持ちの祖父を持つアメリカ帰りの北条照輝(てるてる)。寮に来た次の日、元気は早速野球部に入部を申し込むが、あっさり断られてしまう。実は、両親がいない寮生たちは、他の生徒たちからのけ者にされていて…。

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