やはり赤塚不二夫氏は不世出の天才漫画家なのだ
言わずと知れたギャグマンガの帝王、赤塚不二夫氏の遺した少女漫画です。何故かおっさんである私の記憶の中にもしっかり残っているのは、TVアニメ化された物を見ていたからだろう。漫画も読んでいた筈なのですが、今回のGWにかけての無料公開で読み返させて頂き、変身に使うのがコンパクトでなく立派な鏡だったり、「テクマクマヤコン」を唱えない事を再発見し、大いに驚きました。懐古趣味からでなく、偶然昔読んだ漫画に出会って、その頃の気持ちの戻るって良いですね。
不思議な鏡で何にでも変身できるようになった少女・アッコちゃんが活躍するギャグマンガ界の巨匠・赤塚不二夫のファンタジーコメディ。留守番中に大事にしている鏡とママの化粧品を使って映画スター気分だったアッコちゃんは、突然飛んできたボールに大切な鏡を割られて怒りと悲しみに暮れる。そんな時、黒いスーツにサングラス姿の男性が現れて、鏡を大切にしてくれたアッコちゃんに何にでも変身できる不思議な鏡を……!?
おそ松さんの影響で読んでみたら予想以上に面白くてびっくり。
アッコちゃんが人間味のあるゲスさを見せてくれて魅力的です。