下の名前は
「『坂本ですが?』知ってる?」と聞かれ、コミック表紙に見覚えがあったので「知ってる」と答えました。 読んでみたら、まったく知りませんでした。申し訳ありません。 未読でも印象に残る坂本くん。 美麗な絵柄でギャグ漫画、しかも一話ものとは思いませんでした。 あらゆることをスマートにこなしていく。 度を超えた真っ当な行いに、ワルすら結果的に味方についてしまう。 いわば主人公強強系のお話なのですが、坂本くんをそんな小さな枠に納めたくありません。 女の子は黄色い声援を発し、ワルすら魅了する。 あらすじにあるとおり、たしかに「クールでなくクーレスト」な存在です。 中二病を発症していたときに読めば、坂本くんの言動に憧れを抱いて真似をしていたでしょう。 言葉で聞くより、読んだほうが確実に伝わる何かがある漫画です。
久保田くんのキモさが、石田彰さんボイスでちゃんと実現されてて、末恐ろしい声優さんだなと思いました(超絶有名声優さんに対して言う台詞でもないんですが、それにしてもまだ引き出しあるのかい、と思いました)。とにかく、緑川さんの美声と、久保田くんのキモさが素晴らしくてそれだけで楽しめますね。
サイドステップの時の坂本くんの手つきが個人的にツボでした。