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好むゆえの批評

やっぱり現代日本人の描くものは、作品世界の精神が現代日本だなと思う
(「歴史」「ファンタジー」を謳ってもほぼそう)

気や魂の要素が抜けている

それはすごくわかる
いくら模様や生活を細かく描いたところで精神文化や魂を理解して描いている、表現してる感じがしないんだよな
そこが薄っぺらく見える理由の一つかなと

確かにストーリーらしいストーリーがあるわけではないんだけど、まだ子供な夫の格好いいところを見て「嫁心」がついたときに、よくある少女漫画みたいにぱーっと赤くなってとろっとしたり照れたりするんじゃなくて、すごく元気になって馬で駆けて、喜びを爆発させたような笑顔の描写するところとか、嫁に行く当日にお父さんに泣かれて、家族も泣いて、そこで漸く「自分はこの家の子ではなくなったんだ」って気づいたときの表現しがたいけど気持ちはすごく分かる表情とか……それぞれのキャラの、それぞれのキャラらしい、ありきたりではない表情や行動が好きかも。あんまり説明してくれないから、実際どういう気持なのかわからないこともあるけど。
あと登場人物が皆魅力的。
もちろん、一番は描き込みの密度!ひけらかすとかでなく、とにかく好きで描いてるところがまたよいです。ハンドドローイングだからこそ出せる雰囲気が、実際に手で縫ったり彫ったりしている物との相性がすごく良い。

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