ふううんじたち
あらすじ
歴史大河ギャグ漫画の傑作が登場!!幕末に大活躍する維新の志士たち、そこにいたるまでの日本には「なが~い」歴史がある!!話はさかのぼって、四百年前の関ヶ原では…。ギャグマンガ初の試み、著者懇親の「ギャグ注」付き!!新しい歴史観が話題を呼んだ、第8回手塚治虫文化賞特別賞受賞作品!!
ふううんじたちばくまつへん
あらすじ
天下分け目の「関ヶ原の戦い」で徳川家康が天下を統一、それ以来の歴史を描いたのが「風雲児たち」。その続編「幕末編」がついに単行本化。風雲、急を告げる幕末に……。
おおえどさけどうらく
あらすじ
旨いものがあるところに呑兵衛あり。酒が大好きな呑兵衛は、酒と旨いつまみに目がない。そんな呑兵衛と妻・お富久の江戸庶民の生活を描いた、ラズウェル細木が贈る至極のカラーコミック&エッセイ!!「戦国食噺」や「江戸名所図会」など、江戸グルメ雑学も満載!!
もーれつへんしんえぴるちゃん
あらすじ
愛と涙とヨダレと汗の結晶!!学校の屋上で遊んでいたら(本当はイジメで屋上の端を歩かされていた)、エピルちゃんが降ちて死んでしまうのだが、科学者の母が、エピルを生き返らせるために200種類の生物・動物の細胞を集めた溶液の中にエピルを入れ続ける。すると、200種類の生物の体に変身できるエピルが生き返るのだ!!
ひびこれいぬねこかぞく
あらすじ
印刷局で働く元武士の大村伝次郎と妻・絹江、息子・勢太郎、娘・みや、愛犬ドン、愛猫ミャー、愛兎うさ吉…明治の日常をあたたかいタッチで描いたハートフルストーリー。
うおのめくん
あらすじ
ちょっと、エッチな短編集!!魚の目鯖男(27)、美意識が変…と言われる男。魚の目鯖男(27)、純情な男…ではある。魚の目鯖男(27)、意外と小心者だったりして…。そして、魚の目鯖男のまわりには、なぜか、女性が群がる!?
ばけものえしじゅげむおおえどうきよぞうし
あらすじ
化け物描かせりゃ日本一(?)の絵師・寿限夢(ジュゲム)が巻き起こす大江戸人情噺。「仕事もなければ金もねえ。あるのは少しの心意気。花より酒の宇田川寿限夢――」勝手気ままに生きる小粋な江戸っ子の、笑いあり涙ありの日々をショートストーリーで綴る!
せんりつたこしょうじょ
あらすじ
海原多加子はグズでドジないじめられっ子…そんな彼女がひょんな事からタコ少女にヘンシン!?それからの彼女は恋に友情に大活躍!!テレビで大人気山咲トオルのホラーコミックの第1弾!※本作の1話~3話は『屍少女』(山咲トオル)に収録されている『戦慄!!タコ少女』と同じ内容になります。内容に一部重複がありますことをご了承のうえ、お楽しみください。
ふううんじたちがいどぶっくかいたいしんしょ
あらすじ
『風雲児たち』の中で、特に輝いた“風雲児たち”30人をピックアップ。その活躍を詳細に説明したのが、本誌『解体新書』です。『風雲児たち』ファンに贈る『風雲児たち』をより面白く、より楽しめむための一冊です!
中学時代、あまりに田舎すぎてエロ本を入手できなかった私は、思い余って図書館で林美一先生の春本解説本に手をだしました。そこには「好色一代男」など有名作品はもちろん、もうタイトルも思い出せないたくさんの作品が紹介されていました。その中で、ひとつだけ『長枕褥合戦』という作品は覚えています。たしか、北条政子と弓削道鏡の血を引く男があれやこれやする話だったように思いますが、この作者が実は平賀源内だったと知ったときはたいそう驚きました。江戸時代にエレキテルを発明して見世物にした、色物親父ではなくて、本物のイロモノ親父だったとは…。もちろん平賀源内の功績はそれだけではありません。多才な平賀源内の具体的な人物像を知ったのが『風雲児たち』です。 『風雲児たち』の連載開始は1979年で、30年たった今も続いています。当初は幕末だけを描くはずだったのが、幕末にいたる様々な伏線を根っこをちゃんと描くため関ヶ原の戦いからはじめたという経緯があります。その結果、260年以上におよぶ江戸時代の通史に『風雲児たち』はなったのです。 そこには教科書の味も素っ気もない、のっぺりした記述では知りえなかった数多くの魅力的なキャラクターが登場しています。保科正之、田沼意次、高山彦九郎、江川太郎左衛門英龍などなど、枚挙に暇がないというのはまさにこのこと。 彼らが魅力的なのは、信念をもっている人間として描かれているからです。その信念が、個人的ものであれ社会的なものであれ、こうしたいという信念をもち、抗う姿に心が動かされるのです。江戸幕府という、全体としては250年以上も続く安定した社会には、細部では様々な矛盾や齟齬や一部の人間の犠牲がありました。変化をとてもいやがる社会の目を気にせず彼らは彼らが思う最善を尽くす…。そのような“風雲児”が描かれた物語が面白く無いはずがありません。 連綿と連なる風雲児を追っていくことで知らず知らずに江戸時代の歴史の“流れ”がわかる。そういった稀有な作品なのです。