とりいのむこうはしらないせかいでした
あらすじ
孤独な女子大生・夏見千歳は二十歳の誕生日を迎えたその日、黒曜神社で不思議な黒い兎と出会う。兎を追いかけ鳥居を越えた千歳が迷い込んだのは「千国」という異世界だった。そこで端正な顔立ちをした仙人の薬師・零に拾われ、弟子として「千国」で働くことになるが――?
さわいけのごはんはむすこのひかりがつくっているかんたんいえめしれしぴつき
あらすじ
中学1年生の澤飯光は、父と妹・瑞穂の3人暮らし。料理上手だった母亡き後、光が家族のために料理を作り始めて…。中学生男子のクッキング・コメディ、新装版! 描き下ろしレシピ付き!! Menu:ツナ納豆卵とじ丼、プリントースト、ケチャップライスのクリームシチュー、みそ豆乳鍋、おからチーズケーキ、お好み焼き、酢ドリンク、カレーライス ほか
ぼくのほんとうのはなし
あらすじ
ゲイでBL漫画家のうさきこうが、自身の少年時代の〈初恋〉について紡ぐコミックエッセイ! ゲイでBL漫画家のうさきこう。可憐なビジュアルでも注目を集める彼が、自身の少年時代の〈初恋〉について紡ぐコミックエッセイ! 二年生から三年生に上がるクラス替えの日。その日は、漫画や児童書やゲームが好きな内気な男の子・こう君にとって「運命の日」になった。同級生の男の子に一目惚れをしたのだ。「これってフツウかな?」「男の子が男の子を好きになるなんて聞いたことないよ」――誰にも言えない「初恋」は、こう君をどきどきさせて、そわそわさせて、そしていつも俯かせてしまうのだが……。10歳で自身のセクシャリティに気づくこととなった著者・うさきこうが、そのきっかけである初恋について、瑞々しく優しい筆致で綴るコミックエッセイ。幻冬舎plusにて配信されて話題を呼んだ全14話に描き下ろしエピソードもたっぷり収録し、待望の単行本化!! 電子限定おまけ付き!!
澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。を読んだからにはこちらもと思い読んでみました。 なんでも作れて料理の楽しさに目覚めた光くんにも初心者の時代がありました。当たり前のことだけど、最初から完璧な人なんていないんですよね。 料理上手なお母さんが亡くなって、食生活がおろそかになっていくのをなんとかしないと!と中学生の光くんが奮闘します。なんていい子。 なんで自分ばっかり料理作らなきゃいけないんだ!と家を飛び出した回は切なくなりました。その後戻ってきてカレー食べて、自分の気持ちを整理する光くんはやっぱりいい子です。 毎日ご飯作るのめんどくさいなという人にぜひ読んでみてほしい。毎日ご飯作ってもらってる人にも読んでほしい。 ささやかな作業の積み重ねで日常が成り立っていること、今日食べたご飯が明日の自分を生かしてくれていること。光くんの姿を見て、様々な気づきを得られるはず。