かみさまものがたり
あらすじ
ある日、神様がやってきた…ヒトと同じ地平に立ち、同じ苦悩を背負い、些細なことで喜び涙する。そんな神様は現代社会に何を見るのか…?ヒット作「自虐の詩」「空気人形」の鬼才が放つ、静かなる咆哮を見よ。
もてないのではないもてたくないのだ
あらすじ
かつて「非モテ独身中年男子の星」と呼ばれていた著者も、今は結婚して一児の父。そんな著者の実体験を元にした4コマ中学生日記。個性豊かな思春期女子たちとの出会いと別れを通して、非モテの中坊は成長するのか、しないのか!?福満しげゆきとの既婚子持ち男子による非モテの遠吠え対談も収録。
てんごくのすすめ
あらすじ
不器用霊感少年太一くん。お茶目な幽霊の小町ばあちゃんをはじめ沢山の不思議幽霊&妖怪に囲まれています。今日も彼らの声なき声を集めては大切な人へお届け中…? 笑って泣いてまた笑える、ハートフル4コマ第1巻!
せいんとこうこうせい
あらすじ
「愛」ゆえに、「男の子」は「男」になる!!年上の女の人を追いかけて、思春期を全速力で駆け抜けた高校生・神保聖の壮絶な生き様を描いた、激しくも切ない若盛りラヴ・ロマンス、狂おしいまでの「愛」のカタチがここに!!
よりがとぶ
あらすじ
「超高校級」の女子高生・大久保ヨリは、高校最後のインターハイ地区予選の決勝で敗退した後も、日本女子バレーの名門・国舞リップスに入団するためにバレーを続けていた。しかし国舞どころか、その他企業からの誘いも来ない日々にヨリの焦りは募るばかりで…。
ヒラマツ・ミノルさんの作品は基本ギャグが多目のストーリーで安心して読めるんですが、時折挿入されるシリアスな描写の印象もまた、この作者の「真実」なんだろうなあと思います。 この「ヨリが跳ぶ」も、物語の8割くらいはギャグでコーティングされています。ただそのギャグというのは、懸命な生き方の人間が全力でぶつかる結果であり、小賢しい生き方とは無縁の痛快さがあります。 物語の中盤に、あるシリアスなシーンがあります。そこまでのギャグまみれの物語とは異なる、ある女性のラスト・ダンス。アスリートが死に場所を迎えた時に笑顔を浮かべて、それを観ている人間が納得出来るというのは、その物語の語り手の企みが成功したと言えるのではないかと思います。 全20巻というのはちょっと長いかもしれませんし、序盤と終盤で物語のテイストも多少変わってきます。とはいえ面白い作品ではあるので、もし良ければ。