きりとがきた
あらすじ
「魔太郎がくる!!」に登場した魔太郎のライバル・須麻切人が新たに主人公になった作品。下宿人でいとこのサラリーマン甘井一雄が会社でいじめに遭うと、味方になって曲がった奴らに天罰を下す。愛らしい姿の超能力ベイビィが世の不正に向かい大活躍。
とうきょうでか
あらすじ
西玉川署・地域課に、ピンクビラを街に貼っていた少年が連行されてきた。その少年はなんと、新人警官・火神の後輩だった。取り調べ後、火神は、先輩婦警の岡崎に付き添われて、後輩の少年と一緒にビラをはがしに行く。そこで、岡崎は麻薬常習犯を見つけ、追いかけるが、けがを負わされてしまう。そんな岡崎を見た火神は、怒りを押さえられず、上官の命令を無視して一人で犯人を追うが……。
わんぱくとりっぱー
あらすじ
鬼才の記念すべき長編デビュー作!自作の特製グミを囓って「トリップ」し、他人の脳内に侵入できる青年・すすむは、ガールフレンドとニューロン・トリップ・セックスしたり、気に入らない人間の身体感覚を狂わせて遊んだりとやりたい放題。しかし、同じ能力を持った奇妙な「敵」が現れはじめた。本作品は、1997年に講談社より紙単行本として出版されたものを、太田出版が2013年に電子書籍化したものです。
さくらしんぷのじけんのーと
あらすじ
町外れにその威容を誇る古びた洋館、栄光館(えいこうかん)。幼くして両親を亡くした常世田真菜美(とこよだ・まなみ)とその姉・律子(りつこ)は、厳格な祖父・耕介(こうすけ)のもとで暮らしている。耕介の意向に従い律子の婚約が成ろうとしたその当日、老人は惨殺屍体となって発見された。しかも、現場は精妙完璧な密室を構成していたのである……。いったい、何者が、いかにして、呪われた一族の当主を屠(ほふ)ったのであろうか。殺人者が再びその邪悪な牙をむくに及び、謎めいた青年神父・桜総一郎(さくらそういちろう)が真相解明に乗り出す。
ですが少しデザインが異なってますね。耳がゾウっぽいやつになっています。 本作では、同居することとなったいとこ(母の甥)の甘井と仲良くなって、ドジな甘井を助けてくれます。ですので、多少おしおきにブラックはありますが、読んでるとほんわかヒューマンドラマのようにも思えてきます。 藤子A先生のブラックものはまじで恐ろしい時があるので、年少者がいるご家庭では本棚に置いておくことが難しいのですが、本作であればセーフだと思います(多少おふろシーンとかがありますが)。ブラックを知らないお子さんがブラックを知る登竜門の1冊目としていかがでしょうか?