むっちゃ胸がアツくなる……大ヒット御礼・大阪純情ラブコメディ!!柳川サトシ19歳、地味でヘタレでフリーター。ガードマンのバイト中に、年上で金髪でケンカっ早いヤンキー娘・チーコに一目ぼれ☆こうなったら、ドツきドツかれ(ゲロ吐いてでも!)彼女につり合うカッチョい男に……なれるんやろか……?ためらう恋と、ぬくもりいっぱい。闇夜の赤灯(せきとう)に導かれて――ヘタレ男の青春が、はじまる!!
東大阪で暮らすアラサー書店員・藍子と、ひょんな事から同居することになった無口で無愛想な大学生・蒼。お互いの印象は“最悪”だったのだが…!? 天堂きりんが贈る不器用な男女の同居物語、開幕。
期待の新人による待望の初コミックス!! 思い出の男の子に会いたくて、慣れない土地・大阪の大学へ進学した若葉。大阪に来た初日、内気で弱気な若葉は 道に迷って困っているところを虎牙に助けられる。見た目はヤンキーだが人当たりが良く優しい虎牙。カレの言動は、記憶の中の“あの人”と重なり…?? 人情の街大阪を舞台に、奇跡の恋が始まる…!!
♪通~りゃんせ、ナンパ橋、グリコのオジサンお手上げの、いきかう人の下心♪ 「けっぺき病」の薄幸美少女・蕾(つぼみ)、元気ハツラツAカップ娘・芽映(めばえ)、女の子に大人気のクールな美女・彩花(さいか)の仲良し3人娘が揃えば、ナニも起こらぬハズはナシ!! ナニワの乙女(ギャル)は恋達者、恋は底ぬけ脱線ゲーム。コッテコテ高校(ハイスクール)マル禁ライブin大阪!! ほか読み切り「♂♀パニック」収録。
東京からの転校生・島木くんは見た目は怖いけど、心は純なオカマさん。A止まりの純情少女、蕾(つぼみ)ちゃんに恋のアドバイス。蕾ちゃんと島木くん、お互いの恋の行方は!?そしてAカップ芽映(めばえ)は、街一番のお金持ち息子のイケナイ欲望の罠にかかって、彼氏との仲が大ピンチ!キッツイ美女・彩花(さいか)もホロリ、プロボクサーである彼氏の息子つかさの感動物語(ストーリー)。笑いも涙も、てんこもり・これでもかっ!?の大阪発マル禁ライブ第3弾!!
オレ及川(おいかわ)と菊地(きくち)は「リコシェ」っていうお笑い芸人コンビ。初めてのテレビ出演も決まり、芸人としても売り出し中、好きなコとも知りあったばかり。これで売れっ子芸人間違いなしーっ!! でも、気になるあのコは相方・菊地の妹だったし、なぜか持ち上がるホモ疑惑!? でも人生、先が見えないからおもしろいんや! お笑いの聖地・大阪発の天然サクセスラブストーリー! ほか、読み切り短編1話収録。
なに──!?けっぺき少女、蕾(つぼみ)ちゃんが不幸な事故で純潔喪失!?元気印のミスAカップ芽映(めばえ)はまさかのご懐妊!?キレイ・キツイ・恋がナイ、「3K」彩花(さいか)をマジにした男(ヤツ)の名は、根性なしの子持ちボクサー!?ナニワ3人娘のマル禁ライブ第2弾は、そこまでやるか!?の大乱戦。死闘(!?)好っきやねん・リターンズ!!!
現役トリマーの著者だから描ける、大阪のトリミングサロンを舞台にしたちょっとリアルな年の差おさななじみピュアラブ☆ 女子高生の海夏(うみか)は史上最年少のA級ライセンストリマーで、雑誌やテレビの取材もひっきりなし。ある日自宅のサロンに帰ると、そこにはずっと片想いをしているおさななじみの浩(こう)ちゃんが! 浩ちゃんは「トリマー修行のために一緒に暮らす」と言い出して……!?
ナッキーたちの友人、沖田が死んで1年ーー。墓参りに大阪を訪れたナッキーたちは、沖田の父から初めて彼の子供時代の話を聞く。それは、幼くして母をガンで亡くし、仕事で忙しい父に迷惑をかけまいとして、一人で強く生きようと心に決めた孤独な少年の姿だった。激しく生きた沖田成利の知られざるストーリー。この「生徒諸君! 外伝」は講談社漫画文庫「生徒諸君!」(12)にも収録されています。
いまや漫画には、豊富なジャンルをして、ものすごい数のタイトルが存在しますけども、"時間"というものに接近していった漫画というのはあまり多くないような気がしています。 映画のジャンルのひとつに「ロードムービー」というのがありますけど、まあ、たとえば、主な登場人物が三人いて、オンボロな車でハイウェイを旅している、と。90分なり120分の上映時間のなかで、いくつかのなだらかな展開があり、映画が幕を閉じるときには、三人の関係性が当初とは変わっていた。というときに、その映画は過ぎてゆく時間というものに接近していると思うのです。 ところが、漫画においては、映画においては王道のひとつとさえ言えるロードムービー的なジャンルがふしぎと存在していないんです。むしろ、漫画は永遠に小学三年生を繰り返す『ちびまる子ちゃん』のように時間から遠ざかってゆくのを得意としているらしい。漫画で"時間"を描こうとした『刻刻』が時間を止めるというところに行き着いたのも示唆的だと思います。 そんな状況のなか、時間に接近していった数少ない漫画のひとつに、きらたかしの『赤灯えれじい』があると思います。いきなり原付バイクで富士山に行ってしまったり、まあ、たしかにロードムービー的ではあるんですけど、登場人物をバイクで旅させたからといって時間に接近したことにはなりません。そういう意味では、漫画においても、旅はつきものだと思いますが、どういうわけか漫画における旅は西遊記的な冒険になりがちです。コマは旅(冒険)における数々の展開を披露して、そこに時間を捻出してゆきます。往々にして漫画における時間というのは、このように流れてゆくものではなく、コマによって捻出されるものなんです。だからコマは時間を捻出することはできても、時間を過去に置いてくることはあまり知りません。コマは時間を副次的につくることはできても、時間そのものと出会うことは知らないんです。 そこらへん、きらたかしは普通の漫画家とは感覚がズレているのか、あるいは意識的にそうしているのか、その都度、その都度、時間を過去に置いてくるような描き方をしてしまう。これは大変なことです。彼の漫画は、漫画としては構造があまりにも異形なんです。 そのほか、時間に接近していると思われる漫画を挙げるなら、『ヨコハマ買い出し紀行』、『敷居の住人』、『げんしけん』あたりがそうでしょうか。このほかにも、こういった漫画があれば、ぜひとも教えてください。