むっちゃ胸がアツくなる……大ヒット御礼・大阪純情ラブコメディ!!柳川サトシ19歳、地味でヘタレでフリーター。ガードマンのバイト中に、年上で金髪でケンカっ早いヤンキー娘・チーコに一目ぼれ☆こうなったら、ドツきドツかれ(ゲロ吐いてでも!)彼女につり合うカッチョい男に……なれるんやろか……?ためらう恋と、ぬくもりいっぱい。闇夜の赤灯(せきとう)に導かれて――ヘタレ男の青春が、はじまる!!
奴の名は大河内三郎。またの名をエリートヤンキー。春、それは希望の季節!だが、徳丸学園の新入生、大河内三郎には空前の大不幸が待ち受けていた!伝説の不良・大河内一郎、二郎の弟というだけで三郎は番長に祭り上げられ、三郎軍団なる組織まで結成されてしまう。そして、それを気に入らない連中が次々と三郎を狙い始めた!だが、三郎は気の弱い普通の高校生だったのだ……。ウワサの不良王苦悩アクション漫画、いよいよ第1弾、発射!!
バリバリリーゼント印、本格ツッパリコンビのヒロシ&トオルは、私立愛徳(あいとく)高校のやっかいモン。ケンカにはめっぽうツオイが、カアイイ女のコにはいつでも完敗!しかし、めげずに「日々コレ抗争」とばかり、ガンつけて闊歩(かっぽ)する二人なのだ。ハンパじゃないゼ、これが元祖ツッパリ漫画!!
沢渡憂作――。誰もが憧れた伝説の男が帰ってきた! 「男死利祭」から数年。達川町は国の管理に支配され、不良の生きる余地もない恐るべき街へと変貌していた… 憂作は傷だらけの街を救えるのか!? 90年代に一世を風靡したヤンキーアクション漫画の大傑作が奇跡の復活!!
東京の東桜高校に転校してきた大阪育ちの江戸っ子“春山”と寡黙な男“仲井戸”。この2人は大阪の族を統一した伝説の男たちだった…!エロス&バイオレンスでおくる最強ヤンキー伝説!!
隣の席は、ヤンキーでした―― 見た目がコワい布里さんと、見た目も中身も普通な平くん。そんな正反対な二人が隣の席同士に。ビビりまくる平くんだが、布里さんはまさかの一目ぼれ! そんな彼女のアプローチは、コワいんだけどなんだか可愛いくて…!? 伝わりそうで伝わらないもどかしさに、思わずニヤけちゃうこと間違いなし!! Twitterでも大反響の“コワ可愛い”すれ違いラブコメディ、第1巻!
度重なる不運に見舞われ、県下最悪の不良高校・宮東高校に入学するしかなくなった国母雄介15歳。中学の卒業式の帰り道、ある一人の占い師から「このままだと3ヵ月以内に死ぬ」と予言される! 戸惑う国母に「未来日記」を渡し、占い師は姿を消す。そこには国母は「鬼」に殺されると書いてあり…!? この物語はとてつもなくついていない男が、ひたすら自分の意に反して伝説の大番長となっていく三年間の軌跡である!!
いまや漫画には、豊富なジャンルをして、ものすごい数のタイトルが存在しますけども、"時間"というものに接近していった漫画というのはあまり多くないような気がしています。 映画のジャンルのひとつに「ロードムービー」というのがありますけど、まあ、たとえば、主な登場人物が三人いて、オンボロな車でハイウェイを旅している、と。90分なり120分の上映時間のなかで、いくつかのなだらかな展開があり、映画が幕を閉じるときには、三人の関係性が当初とは変わっていた。というときに、その映画は過ぎてゆく時間というものに接近していると思うのです。 ところが、漫画においては、映画においては王道のひとつとさえ言えるロードムービー的なジャンルがふしぎと存在していないんです。むしろ、漫画は永遠に小学三年生を繰り返す『ちびまる子ちゃん』のように時間から遠ざかってゆくのを得意としているらしい。漫画で"時間"を描こうとした『刻刻』が時間を止めるというところに行き着いたのも示唆的だと思います。 そんな状況のなか、時間に接近していった数少ない漫画のひとつに、きらたかしの『赤灯えれじい』があると思います。いきなり原付バイクで富士山に行ってしまったり、まあ、たしかにロードムービー的ではあるんですけど、登場人物をバイクで旅させたからといって時間に接近したことにはなりません。そういう意味では、漫画においても、旅はつきものだと思いますが、どういうわけか漫画における旅は西遊記的な冒険になりがちです。コマは旅(冒険)における数々の展開を披露して、そこに時間を捻出してゆきます。往々にして漫画における時間というのは、このように流れてゆくものではなく、コマによって捻出されるものなんです。だからコマは時間を捻出することはできても、時間を過去に置いてくることはあまり知りません。コマは時間を副次的につくることはできても、時間そのものと出会うことは知らないんです。 そこらへん、きらたかしは普通の漫画家とは感覚がズレているのか、あるいは意識的にそうしているのか、その都度、その都度、時間を過去に置いてくるような描き方をしてしまう。これは大変なことです。彼の漫画は、漫画としては構造があまりにも異形なんです。 そのほか、時間に接近していると思われる漫画を挙げるなら、『ヨコハマ買い出し紀行』、『敷居の住人』、『げんしけん』あたりがそうでしょうか。このほかにも、こういった漫画があれば、ぜひとも教えてください。