“好き”の気持ちに、国境はない。はっぴいえんど『風をあつめて』。村上春樹『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』。岩井俊二『リリイ・シュシュのすべて』。ゆらゆら帝国『バンドをやってる友達』。台湾・台北で暮らす少女・緑(リュ)は、日本の文化を通じて新しい世界と出逢う。見たことのない景色。初めての感情。そして不思議な少年と夢に。まるで、風に吹かれるように。これは音楽を愛し、物語に救われたひとりの少女と、あなたの物語。『猫を棄てる 父親について語るとき』(著・村上春樹)で、装・挿絵を担当した台湾在住の漫画家が贈る、初連載作品。世界が私を待ってる。初めての物語、初めての音、初めての夢が、私と出逢う、その時を。●コミックビーム 公式ツイッター●@COMIC_BEAM
T子は、日本の男性をこよなく愛する台湾の学生(オタク)。好みのイケメンとつながるべく、夏休みにはるばる日本へやってきた。だけどマッチングする男性はくせ者ばかりで――!?笑いあり、エロあり、ときどき本気のトキメキあり…?なんだかほっとけない!台湾女子のセクシャルジャーニー、はじまりはじまり♪※本作品は『T子の一発旅行【単話】』(1)~(5)が収録されています。
旅行先で出逢った台湾人・建平(ちぇんぴん)と、FAX文通を始めた亜海(あみ)。互いに惹かれあいながら、言葉の壁と、時差1時間の距離がふたりを隔ててしまう。2年後、建平を想い続けた亜海は、再び台湾へ旅立つ!必死に覚えた中国語で想いを伝えるが建平にはすでに婚約者がいた!亜海の心は彼に届くのか?構想3年、かわちゆかりのドラマチック国際ラブストーリー。
崖っぷち編集者・藍子が取材先の台湾で出会ったのは、無口でイケメンの台湾人サイクリスト・ユウで…!?夏の台湾、オイシイもの食べたり恋したりしながら、自転車でぐるりと旅しちゃおう!?
作者の高妍(ガオイェン)先生を初めて知ったのですが、叙情的で好きになりました。 台湾在住の女性作家さんとのことで、日本ぽい風景とは微妙に似たようで違う風景や湿度、制服、制度などが描かれ、その中での高校を卒業する少女のささやかな心情が浮き彫りになっていてずっと見ていたくなりました。 はっぴいえんど - 「風をあつめて」 8㎜ sky - 「finders keepers」 https://www.youtube.com/watch?v=hUV1gVRe5lg など、作中に出てきた曲を聴きながら読むとまたいい感じでした。 本棚が出てくるのですが、太宰治や京極夏彦、伊坂幸太郎など日本の作家の本と台湾らしき本が混ざってて新鮮な気分でした。 台湾の方って日本のことよく知ってるんですね。 読んだら台湾に行きたくなりました。 タイトルの『緑の歌』の下に小さく「The song about green」とありました。 主人公の少女の名前が緑(リュ)なので彼女のお話ですね。 どうなっていくのか楽しみです。