もでぃりあーににおねがい
あらすじ
東北にある、バカでも入れる小さな美大。山の中にあって女子がほとんどの学校である。壁画の千葉と、日本画の本吉と、洋画の藤本は、同学年の気の合う仲間。冬の寒さも、制作の厳しさも、学生の楽しさも、将来への不安も分かち合いながら、共に過ごしている。真剣に創作をしながら。
おんりーゆーなかはらゆうじせんたんぺんしゅう
あらすじ
『奈緒子』『ラストイニング』の中原裕氏、30年の軌跡! 野球、サッカー、そして時代劇から音楽まで、あらゆるジャンルを駆け巡る男気にあふれた自身初の「自選」短編集!
どてっぱらたかはしのぼるたんぺんしゅう
あらすじ
大人気作『土竜の唄』著者初の短編集がついに刊行です! 同作のラスボス・轟周宝(とどろき しゅうほう)驚異の外伝[どてっぱら]ほか、青年誌で掲載された、男の美学や女の色気あふれる読切作品を収録!!! 『土竜の唄』実写映画の続編も公開され、2016年冬、日本で一番ホットな著者の短編集には、ユーモアも交えながら、度肝を抜かれるシーンが満載です!!! この珠玉の短編集は、全日本男児必見の1冊と言えるでしょう!!!
かふうになりたいふりょうろうじんしなん
あらすじ
『女帝』『夜王』の原作者・倉科遼が憧れる人がいる。それは、三島由紀夫が憧れ、谷崎潤一郎が師に仰いだ、明治・大正・昭和を生きた文豪・永井荷風であった――!! 生涯何物にも囚われず自由を享受し、男のわがままを貫き通した荷風のように、男としてありのままに、本能のままに生きてみないか? “夜の帝王”倉科遼が物語り、当代最高の官能絵師・ケン月影が描くセンセーショナル告白漫画。いま“夜の帝王”が、そのすべてを赤裸々に告白する――!
しあわせのひなたしょくどう
あらすじ
スカイツリーを仰ぎ見る東京・曳舟に1軒の食堂が開店―― 長男・幹太(5才)と長女・陽奈子(1才)の2人の子供を育てるシングルマザー・照子さんがどこにでもある家庭料理でお客さんの心を温めていく。
とうきょうこんちゅうむすめ
あらすじ
イザナミ製薬新入社員・シマシロカホは新薬開発を志す美人研究員(彼氏無し)。しかし配属された部署は何と昆虫たちの巣窟!! 美女と昆虫の組んずほぐれつ(?)のちょいエロちょいグロコメディーが始まる!?
まどいのよそじ
あらすじ
四十にして惑わずとと言いますが、実際に40歳で迷わず生きてる人なんています? そんな作者の思いが詰まったオムニバスショート。様々な40歳が抱える悩み、夢、現実をコミカルにいきいきと描きます。
ぎんのしっぽぷれみあむだいぎんじょうよりぬきちょうけっさくせん
あらすじ
高級飲み屋街の片隅。昼間はお稲荷さんがひっそりと建つその場所に、夜な夜な現れる不思議なバー・シルバー。銀子ママは美人なのに超天然で、どんなお客様でも癒やしてしまうスペシャリスト。じつは、齢ン百年の銀ギツネであることは、お客様にはもちろん内緒。イケメンとブランドをこよなく愛する毒舌ホステスのタマオちゃんの正体はネコ。寡黙で、ときにとんでもないオリジナルカクテルを作ってしまうバーテンダーのジンちゃんはお地蔵様。そんなちょっぴり不思議なバーを訪れるのは、一筋縄ではいかない常連さんから個性的な一見さんまでさまざま。誰もが銀子ママのおもてなしに癒やされて、明日の活力をもらって帰る。飲んで話して笑って、ときには愚痴って泣いて…… 心にたまった澱がゆっくり溶けていく。そんな極上の時間が流れる、4コマバーを一度訪ねてみてください!
物語について。 才能のあるなしって本当に重要なのかなとか、見えるとこまで行った頃にもし自分に才能ないってわかったらすごいツラいんじゃないかとか、そういうのがそのまま描かれててすごいツラいし、いい話もあってイイハナシダナーってなるし、色がないのに(トーンもない?かも?)すごい色が見えるような手書き感が堪らなく好き。 自分の語彙力のなさが悔やまれる。 ↓雑記として。 カッコいいと思ってたから美大に行きたいと真面目に考えてた時期があって あの頃は絵とか芸術とかちょっと好きだから他人より芸術家向きですごい才能があるんじゃないかとか勘違いしていて ムサビとかタマビとかの学園祭とか行ってみたりもした。 そして本当にこういう感じの人たちがいっぱいいた。 表現者というか、卵感があるけどどういう考えでそういうものが作れるのかと感心した。 相澤いくえ先生がすごいと私が思うのは、そういう感じたものみたいな見えないものを「当時の若い私目線でも感じていたであろう感覚」をマンガに描いて人に伝わる形にしているところ。 実際の感覚なんて形ないんだからわからないんだけど。 4巻も好きだった。よかった。