こんな恋愛、あってもいいかも?「好きっ!」って気持ちをいつだって全力で伝えたい!!純粋過剰に恋する睦月(むつき)こはると、ごく普通~の常識人・鳥居晃(とりい・あきら)。とことん純粋だけど、どこかちぐはぐ。始まったばかりの二人の恋は、早くも前途多難!?微笑ましくも背筋が凍る、ホラー&スイートな“身悶え”系ピュア(?)ラブ・ストーリー!!
高橋ツトムの原点にして出世作、ハードボイルドの金字塔『地雷震』、ついに封印解除!!――孤島で起きた、島民大量不審死事件。失明し、長らく現場を退いていた新宿署刑事・飯田響也(いいだ・きょうや)の前に現れた、石川県警刑事・木暮(こぐれ)は、飯田に捜査協力を持ちかける。――己の角膜と、引き換えに。
A.D.2030「TWINS」――学校で、家庭で平凡な生活を送っていた女子高生・佐藤三紀が受け取った電子メール。それは、自分とうり二つの顔を持つ男からの「会いたい」というメッセージ。男の名は笹岡圭一、遺伝子管理法局に勤める捜査官だった。――特別捜査官・笹岡圭一初登場、違法クローニングを追う!
死にたいならヤツを探せ。必ず逝かせてくれる。男の名前は来島明良。生に絶望したとき、生に飽きたとき、生が苦痛なとき、彼を訪ねるといい。来島は、謎の組織「日本タナロジー学会」の、医師にして調査員。彼に「死に値する」と認められた人間は、安らかな死を処方してもらえるのだ…。『勇午』の赤名修が新たな原作者と描く、生と死の意味を問う人間ドラマ。雑誌上で絶大な支持を得た本作が、単行本でついに登場!
緑に囲まれた静かな診療所。そこには、訪れた患者の心を癒してくれる魔法がある。かつて特徴的な白髭のある老医者が存命中に雑木林の奥で開いていた医院には、今は誰もいないはず…なのだが、名も知れぬ白衣の天使が小鳥と共に時々現れるという。そして午後3時を告げる柱時計の鐘の音と共にお茶会が開かれるらしい――。慈愛に満ちた麗しい彼女は果たして何者なのか?彼女の純真無垢な魂は一体どこへ行き着くのか?
2年前に失踪した女流詩人・麻間冴子(あさま・さえこ)を追ってアリゾナへ飛んだ的場邦彦(まとば・くにひこ)。現地で奇妙な飛行機乗り・ゴドーに出会った的場は、次々と不自然な現象にさらされる。科学的に解明できない現象など信じないとする的場に対して、ゴドーは「生き方を変えろ」と迫る。そんな屈服しない的場の前に、ついに冴子が。その体長は何と、10メートルを越えていた!
少女が得たもの、それは愛でも恋でもなく、「呪い」――。人を呪い殺せる力、それが呪力。一般に知られることなく、しかし厳然と存在する忌まわしい力を、知る人はそう呼ぶ。呪力者が集う街・呪街(じゅがい)に君臨する四天王の1人・笠音(かさね)、呪力をコントロールできず徒歩で呪街へ向かう優愛菜(ゆあな)。2人の呪力使いの少女が出会うとき、何かが起こる!
理想と秩序だけが支配する世界の実現を目指す魔界の子・理想王と、あらゆる厄災をもたらす疫病神・百兵衛の対決!日本漫画界に霹靂(へきれき)の如く衝撃を与えた台湾の巨星・鄭問(チェンウェン)が描く神秘世界!魑魅魍魎(ちみもうりょう)が乱舞する――!!
日本は狙われている!一見、平穏に見えるこの日本も一皮むけば、世界各国の情報機関の攻勢にさらされている!だが、そこには日本の諜報活動を800年にわたり担ってきた阿賀一族の姿がある!現当主の阿賀邦彦とその娘・女子高生のまりあは人知れず諜報戦を繰り広げているのだ!
ごく普通の高校生・水沫伶(みなわ・りょう)は、ビルの屋上から飛び降り自殺をした少女の巻き添えを食ってしまう。奇跡的に生還を果たすも、その日から見えないはずのものが見え、聞こえないはずのものが聞こえるようになる。そんな彼の前に謎の美少女・北杜笙(ほくと・しょう)が現れ、こう告げる。「あなたは半分だけ死者の世界の住人になってしまったの」平凡な日常は崩壊し、「生者」と「死者」の織り成すドラマが始まる!人間の心の闇を描くサスペンス・ファンタジー!
傀儡師(くぐつし)・辻村幻蔵、見参!!生きた人間と見まごうばかりに人形を操る幻術使い――それが傀儡師。辻村幻蔵が人形を操るとき、怨念をはらんだ死者の魂は弔(とむら)われる!ヤングマガジンに掲載された短編「業通伝(ごうつうでん)」も同時収録!!
東大法学部卒の警視庁キャリア官僚、加えて見事な美貌と脚線美を併せ持つ美女・薬師寺涼子(やくしじ・りょうこ・27)。性格は高飛車で協調性のかけらもない女王様体質。日本最大の警備保障会社JACES(ジャセス)の社長令嬢で次期オーナーの地位を利用して、警察内部でもやりたい放題。従順なノンキャリ部下、泉田準一郎(いずみだ・じゅんいちろう)を従えて、常識では考えられない怪奇事件を見事解決!今回の敵は、トルコの古代神話で伝えられる妖獣バレオロザキス。どうするお涼さん!?「魔天楼」編。
「呪い」…人を殺したり傷つけたりすることに限定された超能力。そして精神力にその力は比例する。こんな特殊な能力だからこそ、この作品はドラマ性が色濃く出る結果になったのでしょう。呪力合戦に派手な演出は無し。一方、作品の核である命を奪う能力をもつ人々の心理描写はこれでもかというほど丹念。2つの話を交互に描き、補完し合ってじわじわとドラマを盛り上げているのも効果的です。この作品における呪力とは、思春期から20代にかけて発症する能力。この能力をもつ者は呪街に行かなければならない。12歳で発症してしまった優愛菜は能力を中和することのできる火詠とともに呪街に向かう、というのがひとつめの話。そしてもうひとつは呪街四天王・笠音と、彼女に預けられた真魚が、権力争いに巻き込まれるという話。能力に疑問をもつ者と、強力な能力をもつが故に安らぎを求める者。この2人のストーリーが最終的にどう交わるのかがまさに焦点です。ようやく最終巻がリリースされましたので、その衝撃のラストを心して読んでください。