あなたも疲れた現実からちょっと離れ、心の安息地アタゴオルに癒しにいきませんか?アタゴオルを舞台に繰り広げられる猫と人間の物語。立って歩くし、お酒が大好き、強引で、酢ダコと紅まぐろも大好物だけど、ヒデヨシは猫なんです(タヌキではありません)。アタゴオルはそんな猫たちと多少の人間が住む森。影食い退治や、古代遺跡の探検、ネズミトランプ博打に、鉢植えベゴニアの巨船で海賊の宝探しに出かけたりと、何かと忙しいです。
服を着て立って歩くウサギと人間達が共に住む町“ラビット・タウン”。天文台で働く少年・辺太と太ったウサギのポンペイは今日も不思議な騒動に巻き込まれます。農薬を使い質の悪いイチゴを量産する強欲な霧吹オヤジに対し、自然を敬う天才・勾玉博士が取った手段とは?『イチゴ・ジュース』。脳ミソ活動液を飲んだポンペイが作った人体模型器械・骨平太が夏美に恋した!骨だらけの不気味な姿を嫌われた彼は肉体を持そうとする……『オリオン肉店』。天文台で働く少年・辺太と太ったウサギのポンペイは今日も不思議な騒動に巻き込まれます。都会から出たゴミを集めラビット・タウンに捨てる霧吹オヤジ、でも本当に悪いのは“もったいない”という気持ちを失った人々では?『GOMI』。
ネコの「ネコノヒー」漫画でも大人気の新星・キューライスが贈る話題作が描き下ろし満載で待望の電子書籍化!
アタゴオルの西方に広がる植物たちの王国、ギルドマジャングル。そこで暮らすタクマは森に不穏な気配を感じた日、あのヒデヨシと再会してしまう……。ここに壮大な冒険の幕が上がった!世界を支配しようと蘇った植物女王ピレアの野望を打ち砕くため、ヒデヨシ、タクマ、そしてギルバルスなどお馴染みアタゴオルの住人たちが立ち向かう!そして“輝彦宮”とは?アタゴオル本編とは一味違う緊張感あふれる長編活劇をお届けします。(著者書き下ろし解説付き)
猫正宗の1升瓶片手にテンプラ宅を訪れたヒデヨシ、腰に拳銃、風呂敷マントを翻し二人はヨネザアドへ向かう。進攻する「五月の赤い雨」をぶちのめすんだ!しかし処刑されたはずのクルメル王の復活、そして天竜天馬軍団が動いた!『ヨネザアド物語』。急遽開かれた猫たちの秘密会議、人間による環境破壊を憂う猫たちはついに人間みな殺しを決意する!衝撃のデビュー作『霧にむせぶ夜』をはじめ、アタゴオル物語以前のヒデヨシやテンプラの活躍や一連の猫による人類抹殺の動きなど、ますむら・ひろしの原点とも言える作品をお届けします。
天変地異による不作と飢饉に苦しむ農民達。飢饉により一家離散となったグスコーブドリは困難を乗り越え、火山局の技師となる。全ての人々の幸せを願い、飢饉を防ぐため彼が選んだ道とは?登場人物を猫に置き換えながらも宮沢賢治の世界を忠実に漫画で描き宮沢賢治学会よりイーハトーブ賞を授与された珠玉の作品をお届けします。◆収録作品◆・グスコーブドリの伝記・猫の事務所・どんぐりと山猫・カイロ団長
立って歩き喋る猫たちとニンゲン、その他諸々のヘンなもんたちが共存する不思議な国アタゴオル。中でも大食らいで傍若無人、無邪気だけどずるくていやしいヒデヨシは、いつも騒動のタネ!ギルバルス対冬の魔物、寒怒呂の闘いにヒデヨシが乱入する「冬をこの手に」他、6話と、書き下ろしあとがき「アタゴオル余波」を収録。
ヨネザアド大陸に在る不思議な世界『アタゴオル』 猫が自立し人間と同じく話しながら生きる者達の 不可思議な事が当然である日常の物語 全ての生き物達は個々で自立している "徒党を組まない"関係であることが一番の支え合いになっている そんな関係性がとても気持ち良く 今読むとまた深い 気持ちの良い珈琲が飲めて 気持ちよく呼吸ができる世界 今読むとまた深い! アタゴオルに限らずますむらひろし作品は全てが緑の香りを感じる 何処かへ行きたいけど何処へも行けない時 なんとなくモヤモヤした時 答えが見つかるかもしれないシリーズです。是非! (初登録:初クチコミです!よろしくお願いします)