怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3335件<<6667686970>>タフ&エコノミーな探偵のド派手アクション! #完結応援探偵物語カブ かわぐちかいじ 林律雄たか日本が舞台なのに当たり前のように銃が出てきてロシアンルーレットするわ、馬に乗って逃走するわ、元力士のストーカーとバトルするわで最高にエンターテイメントしてて面白い! 出版年は1998年らしいですが、作中の時代はどう考えてもそれよりかなり前の80年代って感じ(営団地下鉄とかプッシュホンとか電気屋のパソコン(?)とか聖徳太子の1万円札とか)がして懐かしい。 具体的にいつごろが舞台なのか気になる。 仲のいい不良刑事に売れっ子女優の彼女。やる気に溢れてるわけじゃないけど仕事はキッチリこなす。 探偵ってやっぱカッコいいよなぁと憧れる気持ちを思い出させてくれるいい作品でした。2021年6月公開映画の先行コミカライズ!キャラクター いわや晃 長崎尚志 川原杏奈 永井聡名無し漫画家志望の主人公が殺人現場に遭遇して犯人を目撃してしまう。警察には「犯人の顔を見ていない」と証言したが、長年連載を獲得することが出来ずにくすぶっていた主人公は、その犯人をモデルにしたと思われるサスペンス漫画を描いて大ヒットする。すると今度は漫画の内容を模倣した殺人事件が発生してしまった。警察から居酒屋で再度事情を聞かれることになったが、そこにファンを名乗って最初の事件で目撃した犯人が握手を求めにやって来た…! ここまでが第一話です。映画にも興味が湧いてくるくらい面白い第一話でした!犯人は配役のFukaseにそっくりに描かれてるな〜と思いました。全3回の集中連載で映画版とも小説版とも違うラストになるそうなので最後まで楽しみです!!新・地獄堂霊界通信新・地獄堂霊界通信 みもり 香月日輪名無しあらすじ: てつし、リョーチン、椎名のワルガキ三人組が「極楽堂」通称「地獄堂」でおやじと出会い、不思議な力を手に入れる!その力で上院町の怪奇現象に立ち向かう。その中で様々な人、妖怪、魔物に出会い日々3人は成長していく…。死神を倒してまた1つ経験を積んだ三人が繰り広げるセカンドシーズンが今ここに! 読んだ理由: 小説から漫画を知ってやってきましたー! 好きなところ: てっちゃん、リョーチン、椎名の絡みも勿論ですが、3人悪と蒼龍の会話がとても好きです!新・地獄堂霊界通信新・地獄堂霊界通信 みもり 香月日輪文章を書くのがとても下手な名無しさんあらすじ: てつし、リョーチン、椎名のワルガキ三人組が「極楽堂」通称「地獄堂」でおやじと出会い、不思議な力を手に入れる!その力で上院町の怪奇現象に立ち向かう。その中で様々な人、妖怪、魔物に出会い日々3人は成長していく…。死神を倒してまた1つ経験を積んだ三人が繰り広げるセカンドシーズンが今ここに! 読んだ理由: 小説から漫画を知ってやってきましたー! 好きなところ: てっちゃん、リョーチン、椎名の絡みも勿論ですが、3人悪と蒼龍の会話がとても好きです! 1話読んで一気読みし…ダンダダン 龍幸伸名無し1話読んで一気読みした! 全話無料で読めるのありがたい…! 早く単行本化しないかなあ ジャンプ+アプリのTシャツにできるサービスも利用したくなるくらい絵が綺麗で話もおもしろいです 火曜日の楽しみが増えた外道の歌・善悪の屑からのスピンオフ朝食会 小林拓己 渡邊ダイスケさいろく外道の歌に出てくる、犯罪被害者の復讐を支援する組織「朝食会」の榎加世子にスポットを当てたスピンオフ。 原作でまだ出て来てないキャラもいるのはそういうことなのか?と色々勘ぐりながら読んでいこうと思います。 2巻までではダークさは原作と比較すると若干控え目に見えるものの、昨今の人気ジャンルとして読みやすさとあと引く感じがしっかりあって良いと思います!ふざけんななんて絶対言ってやらないアトモスフィア 完全版 西島大介野愛西島大介はとんでもなく悪いやつだ。なんとなく恐ろしくて意味があるのかないのかもわからないけれど、雰囲気だけだろと言い切る勇気すら奪うような作品を生み出すのだから絶対に悪いやつだ。 なんて、全部全部言いがかりだけども。 ある日、わたしの前にわたしの分身が現れる。恋人も家族も居場所もすべて奪われるけれど、わたしは一切取り乱したりしない。「ふざけんな」なんて絶対に言わない。 わたしは全てを赦しているから。 そこにあるものを受け入れること、赦すことは救いだと思っている。怒りなんて生産性のない感情を手放し、ただそこにあるものを見つめる。自分にとっても世界にとっても正しいことだと思っている。 この考えを手放すつもりはない。そうでなければ自分を保てないと思っている。 この広い世界のどこかで手放した自分が自分として生きていたらどうしよう。 飲み込んだ言葉が、切り捨てた感情が実態を持って生きていたら。殺した自分が生きていて、自分の目の前に現れたら。 そんなことある訳ない。 でも、作品中のわたしだってそんなことある訳ないと思っていたはずだ。 自分は自分である。誰にもわかってもらえなくても自分だけはわかっている。 曖昧にして唯一の揺るぎない真実だと思っていたことを、いとも簡単にぶち壊しにきた。ぶち壊して怖がらせるだけ怖がらせといて、最後の最後は電源をぶちんと切るみたいにぶん投げて終わる。こんな終わり方信じられない。本当に本当に西島大介は悪いやつだ。 でも赦す。 この一冊で全体像を掴める #推しを3行で推すギャラリーフェイク ザ ベスト 細野不二彦starstarstarstarstarひさぴよ巻数が長く、内容も濃密なギャラリーフェイクですが、この一冊で全体像が掴めると思うので未読の人でも取っ付き易いかと。 はじめは連載第一話目から始まります。作画に少し違和感ありますが、以降はどれもハズレなしの珠玉エピソードばかり。個人的には「TIN TOY刑事」が特にお気に入りで、何某かのコレクターを自負するすべての人に読んでほしいエピソードです。 単行本未収録エピソードだった「忘れられた一夜」の回は、現在は33巻に収録済みとなっています。この回だけは本編を一通り読んでからの方が良いです。 大人になってからもう1回読んでみな、飛ぶぞアウターゾーン 光原伸hysysk都市伝説やオカルト的な現象を扱った1話完結のSF。そういうのはまとめて「『世にも奇妙な物語』みたい」と言われがちだが、実際はタイトルが示す通りアメリカのテレビ番組『アウターリミッツ』『トワイライトゾーン』の影響下にある。 自分は当時ジャンプ本誌や友達が持っていた単行本で読んでいたはずだが、1話しか覚えていなかった。しかし、こんなに面白かったっけ?というくらい面白い。子供の頃はバッドエンドやブラックユーモア、良し悪しが簡単に判別できない結末が好きではなかったというのもある(あと微妙にエロい)。もちろん突っ込みどころは沢山あるのだが、大人になった今読んでも、いや今だからこそ刺さる話があり、昔読んだことがある人には是非再読をおすすめしたい。特に巻末の解説。和菓子漫画かと思いきや…!私たちはどうかしている 安藤なつみ名無し和菓子の老舗の男女の話。 ですが、全然穏やかじゃない!! 他の和菓子題材漫画と全然違ってびっくり。 かなりドロドロだけど先の話が見えなくて面白いです、少女漫画のストーリーとしてはなかなか起伏がある方かと。 もちろん少女漫画のドキドキ要素もあり。 途中で和菓子の意味(この和菓子をどうして作って持ってきたか)をキャラが語るんですが青い桜の和菓子が何を意味しているとか、羊羹が何を意味しているとか和菓子で相手をおおっといわます。 その辺が「和菓子」という作品で殴り合ってる感じがしていいです デートDVに等しい行為人間回収車 泉道亜紀名無し「村上絵里」での真咲もめちゃくちゃ性悪!! 絵里が隆司を好きなことを知りながら、彼と付き合う。隆司に「他の女子と関わらないで」と脅し、いじめと言わんばかりのDVを繰り返す(実際「気にするな」は「何も聞くな」という無言の圧力かもしれず、絵里にちょっかいを出した女子が隆司の登場で「これ以上彼に近づいたら、真咲にいじめられる」とおびえている)。その上で隆司に近づく自分以外の女子(特に絵里)を見下して嫌味を言うことも厭わない(真咲がクラスを恐怖支配しているようなもの)。 隆司は真咲に対して強い愛情もなさそうだが、離れることもできずクソみたいな彼女とズルズル関係を続ける彼。絵里が彼の救世主になってくれたら良いのだけど……。 この展開は最近ネット広告で見る「君がそれを愛と呼んでも」と似た要素が多いな。オカルト日常コメディなので恐れずに読んでほしい闇~10年間、殺され続けた山下さん~ したらなな 野村エージ 川元文太野愛オカルト日常ギャグ要素とサスペンスホラー要素が良い具合で面白い作品でした。 霊感がある女子大生・北川が、過去に殺人事件のあった部屋に住み始めるところから物語がはじまります。 殺人事件の被害者・山下さん(もちろん幽霊)と出会い、山下さんの失われた記憶や犯人を探していくことになります。 ポップな絵柄とギャグ要素のおかげで所謂ホラー的な恐怖は感じないのですが、逆に生きてる人間のヤバさはしっかり伝わってきます。割と寓話的なエピソードも多いです。 北川の友人の翔子だけは終始愚かで巨乳で可愛いです。 最後はSF要素まで放り込んでむちゃくちゃな終わり方だな!と思ったけどこれはこれで好きです。救いはあった方がいいので。東京喰種読み直した東京喰種トーキョーグール リマスター版 石田スイ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 想像力って大事だな、と改めて思う #1巻応援空飛ぶ馬 タナカミホ 北村薫nyae表紙買いしたので買ってから推理小説を漫画化したものだと知りました。 といっても、いわゆる一般的に想像するような推理ものではなく、主人公の身の回りで起きた出来事に対して「あれはどういうことだったんだろう」と考えるような話が主です。 なので、謎が解ける快感みたいなものを期待するよりは、物事を多面的に捉えることや想像力の重要性を改めて知れる作品かなと思います。 読んでいてずっと思っていたのは、頭がいい人って「なぜ?」って思ったことが(それがどんな些細なことでも)理解できるまで突き詰めるんだなーということ。まあいいか、とか、そういうもんか、っていう思考は無いんでしょうね。 個人的には表題作の「空飛ぶ馬」がいちばん好きでした。 謎解きという点でいちばん「なるほどそういうことか〜!」が口から出ました。 絵も独特な描き方をしてますね。とくにあんな影の描き方をする人は見たことがない。シンプルなようで、かなり大胆な絵柄だと思います。これ、ちゃんと終わってるんだろうか?特別のEGOIST 楠みちはるnyaeちょっと自分の好みとは遠いものだったなと思います。そのうちおもしろくなるかなと思って読んでたけど、最後までよくわからない話でした。 そもそもちゃんと終わってるんだろうか?これ。 ビジネスとか、生まれとか家庭環境など、ひとの数ある人生を描いているようで、鬼とか魔物とか人の心を読むとか非現実的な要素も同時進行で絡んでくるので、なにを軸にしながら読めば良いのかわからなかったです。ふわっとした言い方とか展開が最後にちゃんと回収されればよかったけど…されてるのかな?ちょっと分かんないっすね…わかんないだらけ。笑 すみません。どこか陰のある男を描かせたらピカイチブルース もんでんあきこ 桜木紫乃六文銭影山という一人の男を軸に、彼に関わった女性達から断片的にエピソードを描いていく展開。 自然とひきこまれますね。 徐々に、影山という男の存在があらわになっていくのですが、時に酷いことされているのに、女性達にとっては勲章のように扱われているのが、よい男の条件なんでしょうね。 この陰のある感じが、良い色気を醸して、小狡いですね。 もんでん先生というと、エロスのほうに目がいきがちですが、大人の男女間を描くなら、ある種必然的な流れとして描いているので、そこまで違和感なく、むしろ良いスパイスになってます。 ただのエロ漫画でまとめるには勿体ない、きちんと人間を描いるので深みがあって面白いです。 指が6本あり悲惨な家庭環境と貧困下から、器量だけで這い上がった1人の男の生涯を、女性を通して見ていく・・・さながら1本の映画のようでした。 上下巻と短く、ちょっと物足りなく感じる部分も、ある意味ちょうど良かったです。 短編をお探しの方にはおすすめしたい作品でした。 漫画家夫婦の育児から馴れ初めまで耕野裕子の愛ある暮らし 耕野裕子名無し「榎本俊二のカリスマ育児」が面白かったので、奥様の耕野裕子先生のエッセイも読んでみました。漫画家夫婦がそれぞれに育児エッセイを描いてくださると、お父さんお母さん両方の視点が分かるので面白いです。でも対象が同じなのに全く違う印象になるのでやっぱり作家ってすごいなとも思いました。ご夫婦の馴れ初めについてのお話もあるので興味がある方はぜひ!ちなみにスキマで全話無料で読めちゃいます。 https://www.sukima.me/book/title/BT0000532145/やったねたえちゃん!やったねたえちゃん! カワディMAX名無し元ネタなんだったかな〜って感じですが、一巻出たので読みました。 ウワー!かなりクレイジーでサイコな漫画ですね 個人的にはたえ子にひどいことをする大人たちがしっかりとクズでどんだけチョンパされてても同情できないのでグロでもいいかなと思えます! このコロちゃんとのギャップがすごすぎる!!胸糞が悪くなる怨み屋本舗 栗原正尚名無し金の為に個人的に恨みがある訳でもない人間を破滅、もしくは殺害しといて 依頼主に説教までかます主人公達に嫌悪感 主人公達が返り討ちに合って自ら殺して下さいと懇願する位の拷問される話の方が読者に受けそう 三つの歪み愛、交わる先の嘆息この愛を終わらせてくれないか 筒井いつきあうしぃ@カワイイマンガソゴールさんの1巻のクチコミで、この物語の不穏さがビシビシ伝わって来たので読んでみたのですが、4巻最後の最後までヤバかったです。 描かれる三人三様の歪み。その変遷の物語は、余りにも苦しすぎる。 女優である同級生・瞬(まどか)を崇拝する隠キャ・柚。彼女の偏執的な崇拝心は、その後、瞬の親友・幸子との「入れ替わり」を機に、迷走を始めます。瞬に振り回され、幸子とぶつかる柚の「らしくない」迷走の痛々しさ。 柚に罵られながらも手を差し伸べられる幸子。彼女の苦しみは、一言で言えば「永遠の罰」。この絶望感が、私には一番理解できました。 一方、最もゾッとするのが、瞬が抱える「コミュニケーション不全」。かなりずれている愛に、私の理解がとても及ばない。 三者三様の歪みの形は、それぞれに作用し合って感情の形を変え、一応の決着を見ます。しかしラストを見ると、あぁ……と嘆息。 最終話のサブタイトルは「もう懲り懲りなんだって」。好きか嫌いかはっきり分かれそうな主人公ミステリと言う勿れ 田村由美野愛事件に巻き込まれて推理を披露してめでたしめでたしでは終わらない、整くんの喋りに読者も刑事も犯人も感心させられる作品。 ふわふわ天パで巻き込まれ体質で飄々としているように見えるのに、警察に捕まってもバスジャックにあっても真っ直ぐな目で自分の考えを話す整くん。とても魅力的な主人公です。わたしはとても好きです。 ひとつ事件が解決するたびに、それぞれの事件の繋がりや整くんの過去が少しずつ見えてくるのでどんどん読み進めてしまいます。キリがいいとこでやめとこ、がなかなかできない!それくらい面白い作品です。アニメ見て、読みたく…東京卍リベンジャーズ 和久井健名無しアニメ見て、読みたくなりました。 マイキー最高❤️ 自殺島の前日譚無法島 森恒二六文銭自殺島が好きだったので本作も最新刊(2021年4月現在の最新4巻)まで読了。 読んだ感想は・・・自殺島とほぼイコールですね。 自殺島が自殺志願者が集まったのに対し、凶悪犯のみが集められている設定。 また、主人公が、元々野球で基礎体力があるのも前回とは異なる点かな。ポテンシャルがこちらのほうが高い。 ただ相変わらず、この島でヒャッハーする輩がいて、主人公たちと相対していき、自分たちは自分たちのコミュニティで根をはっていく流れ。 どちらかというと自殺島の、漁したり狩猟したりのサバイバル部分が好きだったので、本作はそれよりも抗争が多めで(まぁ、無法島なので)全体的にちょっと重めですね。 主人公は冤罪ですが、他の登場人物は色々抱えてここに来ているので、それに悩み苦しむ感じなど暗い展開が多いです。 ただ、段々と、主人公に無実の罪をなすりつけた張本人がでてきたり、抗争相手のジンボ組織が内紛で瓦解しかけてきたりと、物語が大きく動きはじめた感じがあるので、今後が更に楽しみになってきましたね。 自殺島とどうつながっていくのかな? 自殺島で使っていた道具が、実はこの作品の〇〇とかだったら胸アツですね。 ヒグマドンって・・・真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 新井英樹二階堂個人個人によって受け取り方は違うと思うのだけど、 なんだと思いますか???<<6667686970>>
日本が舞台なのに当たり前のように銃が出てきてロシアンルーレットするわ、馬に乗って逃走するわ、元力士のストーカーとバトルするわで最高にエンターテイメントしてて面白い! 出版年は1998年らしいですが、作中の時代はどう考えてもそれよりかなり前の80年代って感じ(営団地下鉄とかプッシュホンとか電気屋のパソコン(?)とか聖徳太子の1万円札とか)がして懐かしい。 具体的にいつごろが舞台なのか気になる。 仲のいい不良刑事に売れっ子女優の彼女。やる気に溢れてるわけじゃないけど仕事はキッチリこなす。 探偵ってやっぱカッコいいよなぁと憧れる気持ちを思い出させてくれるいい作品でした。