怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<117118119120121>>無人島から廃墟社会まで リアル・ロビンソン・クルーソーサバイバル さいとう・たかを名無し※ネタバレを含むクチコミです。母親が前世から主人公をいじめていて、その禍根で今もいじめ続けているとか意味がわからない。呪魔の奪衣婆 杉原那月 日向名無し※ネタバレを含むクチコミです。漫画に対する意見がいいアイアムアヒーロー 花沢健吾霧兵衛よかった点 ・そこそこ長く続いていただけあって面白い 総評 ・あの終わり方にみんな納得しているのか? ・本編とはあんまり関係ない登場人物の漫画に対する意見はよかった。 ループする現代風刺シュールファンタジー勇者たち 浅野いにおにわかマンガワン連載中はコメント欄を含めて、ぶらパンダのことを皆が心配してたのが印象的だった。せめて野生に帰ってよかった。。 仮想敵としての魔王が居て、それを倒すことでしか自己承認や肯定を得ることができない勇者たち。逆説的にいえば自己承認を得るために魔王のような必要悪を生み続けるのは、とても現代的。「次の魔王を産まない努力」「森から抜け出す努力」を彼らはできない。 インスタやツイッターのモジりが作中では見受けられる。そうした現代風刺を意識して書かれたからだろう。WEBの漫画らしくて良かった 次の表現域へハピネス 押見修造むストーリーで語ると吸血鬼ものなのですが登場人物の顔の表現をみるともう人間の愛憎模様だな、と。途中鉛筆とかマジックで書き込まれたシーンが出てくるのですが主人公が狂ってる時はそれを表現するために紙いっぱい使う、それがすごい! 空がゴッホの空みたいになったりキャラがエゴンシーレみたいになったり絵画の領域では?ってとこまで行ってる気がします。読んでてすごいなと感嘆してしまうページ多々あり…1920年代、世界を股にかける「小さな奥様」の物語マダム・プティ 高尾滋たか はあぁ〜〜ッッ!! うっ! ハァン...何もかも素敵すぎる。物語は新婚の大正乙女が、夫と一緒にトルコからオリエント急行でパリに向かうところから始まります。正確に言うと、駅に向かうフェリーに乗るところから始まるのですが、主人公の万里子は市場から逃げた羊をフェリーに向かって馬で追い立てながらやってきます。な…何を言っているのかわからねーと思うが、読めばわかります。やだこの子超かっこい...!! ネタバレを避けると熱く語りたい部分が何ひとつ言えないのですが、ネタバレにならない素敵な部分を列挙すると ・1920年代(大正時代)のヨーロッパが舞台 ・客室や異国の街並みの精緻で美しい背景 ・オリエント急行で起こる事件 ・勇気と能力のある自立した主人公 ・インドから来た明らかに裕福で高い教育を受けた青年 ・多国籍な友人たち ・世界を股にかける壮大な物語 ...とまあ、こんな感じです。 大正時代の日本が舞台の少女漫画でも、1920年代のヨーロッパが舞台の少女漫画でもない、「大正乙女が印欧で活躍する少女漫画」というかなり珍しいこの作品。2人の関係が歴史と絡めて深く掘り下げており、恋愛漫画としても歴史(時代)漫画としても非常に読み応えがあります! 全11巻という手頃な巻数で、濃密なヒストリック・ラブロマンスをお楽しみいただけますので、ぜひ買ってください(ダイレクトマーケティング)都会で失踪した少女を探す、渋い山男捜索者 谷口ジローにわか失踪した親友の娘を探す、渋い山男の話。 単純にミステリとしても良く出来ている。主人公からすると未開の地である渋谷で、どのように情報を集めるか、手掛かりがない中で真実にどう近寄っていくかという読みどころが意識されているため、飽きることなく読める。また、それぞれの場所で生きる者の考え方の差もしっかり書き分けられており、話に深みが生まれていた。 でもまさか高層ビルを山に見立てるとは思わなかった。そこのハチャメチャ感も含めて楽しめた。 緻密かつ壮大なダークファンタジーTheSIX‐隻腕の奪還者‐ 大智そらmampuku 「進撃の巨人」「鋼の錬金術師」「終わりのセラフ」などに続く、少年漫画でありながらかなり重めのダークファンタジーです。超大作のポテンシャルを秘めているように思います。 1巻から腕や首がもげたり食われたり踏みつぶされたりと血がドバドバ流れますが思ったよりストーリー展開は丁寧で、主人公がが武器を取り戦いに身を投じていくのも2巻の後半くらいからということもあり、高い評価を受けて注目を浴び始めるにはもう少し時間がかかりそうです。 2巻までで現状「青の祓魔師」や「ギルティクラウン」のようなナイーブ主人公のアレックスですが、義肢の主人公というとエドワードやコブラといったカッコよくて気持ちのいいキャラクターが多いイメージありますし、彼にも成長してそうなっていって欲しいところです。1話のアバンタイトルで敵と対峙するクールな姿が描かれていたのでそれなりに期待できそうです笑なんもなしバビリム異聞~快楽の代償~ 後藤圭介名無し何もなし復讐代行人の話外道の歌 渡邊ダイスケ名無しウシジマくん好きな人多分好きではないかと。 復讐代行の話はよくありますが丁寧にリアルに掘り下げた話はなかなかないかもしれません。登場人物こういう人いるいるって感じなので作者の周りの人をモチーフにしてるのか日々人間観察してるのかもと思ってしまいます。うーんすごい 予告犯予告犯 筒井哲也名無し3巻なので一気に読んでほしい… 映画にもなった予告犯、漫画はどんなもんかと読んでみました。 めちゃくちゃ面白いしブレないし感動する… 誰もが思ってるような社会に対する鬱憤や、時事ネタ、サイバー犯罪なんだけど身近な問題を絡めてあったりして物語にすっと入っていけます。どの登場人物にも共感できます。この人は何がしたいんだ、この人の行動原理は何なんだと終始興味が湧きます。起承転結の結も予想外で本当映画一本見てるかのよう… 一気に読んでその余韻にしばらく浸ってほしい作品。アニメからどろろ 手塚治虫めーこ白黒アニメでも見たけど、ナゾ多くて楽しいです!最高亜人 桜井画門 三浦追儺ユウタよく作りこまれていて、すぐに次が読みたくなる。 とてもおもしろい今際の国のアリス 麻生羽呂キッターとてもおもしろかったです。 絵がきれいでした。ずっと読んでいたくなる名探偵コナン ゼロの日常(ティータイム) 新井隆広 青山剛昌大トロポアロでの安室さんたまらないですね。 本当にタイトルのまま日常系です。泡になって消えた少女砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 杉基イクラ 桜庭一樹にわか桜庭一樹の名作「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を「ナナマルサンバツ」杉基イクラが漫画化した作品。 原作から痛いほど伝わってくる少女の無力感と絶望的なまでのどうしようもなさが、しっかりと描写されている。色濃く描かれた日常生活はやるせなさを引き立て、決まっていた終わりにただただ流れていく。原作の雰囲気をしっかりと掴んだ上手な作画により、読みやすくもずっしりとした漫画になっている。 さいとうたかを先生の最高傑作ゴルゴ13 さいとう・たかをこいゆ一見 百発百中のスナイパーだけど、(ゴルゴは)本当は、人情のある人だと思う。はいきゅーもいいけど、四谷先輩を忘れないで!詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。 古舘春一みつこ結構早めに打ち切りになっちゃったんですけどね、面白かったんですよ…これが本物のクレイジーサイコレズだ!わるいおんなのこ 佐久間結衣mampuku「コンプレックス・エイジ」「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」の佐久間結衣先生の新作は、少女たちを魅了、篭絡し、洗脳し、最後は冷酷かつ残酷に消費する悪魔のような女の話です。このダークさはさすがですね。 葛城の魔の手にかかり次々と姿をけしていく美術部員。このまま全員彼女の"芸術作品"にされてしまうのか……と思いきや1巻の最後に衝撃の展開が! こうなると彼女の悪を許さない正義の高潔黒髪美少女などが登場してくれると私的には非常にテンションが上がるのですが、それは今後ひそかに期待しておくことにしますw 南国の神秘を感じさせる冒険譚南国トムソーヤ うめにわか東京トイボックスのコンビ、うめの作品。沖縄にある離島、羽照間島という舞台で広げられる南国冒険譚。現実に存在するものではないものの波照間島をモチーフに上手に虚構化しているため、リアリティがある。 古代史や海洋史、遠い南国だからこそありそうな神秘的伝承を絡めて、紡がれる物語はまさにロマン。青春期がゆえに大きく変化する登場人物の関係性も大きな見どころだ。購入する場合は電子版を推奨墓場の七人 山田秋太郎mampuku画楽ノ杜(現・月間Z)という耳慣れないウェブサイトで連載されていた漫画ですが、読んでみると驚くほどクオリティが高い。 http://comip.jp/Z/ ほどよくレトロ感、アナログ感があり、バトルの絵に迫力があるだけでなくメリハリがあってとても読みやすいです。レトロだけど古臭くなく、荒々しいけど粗雑じゃない。最近ではあまり見ないようなメタネタも、ただやるだけでなく巧さを感じられる演出になっていて飽きさせません。ちなみに絵はヒラコーそっくりw 紙派としてきわめて残念なのが、完結の3巻が電子のみという点。なんで3巻だけ???最終巻のみ未読ですが、通販サイトのレビューなどを見る限り打ち切りの駆け足展開っぽい雰囲気ですね。 最新作「じゅうしまつ」も気になりますが麻雀はあまり嗜まないので、次読んでみるならR.O.D.かなぁ。あれは良いアニメでした。ずっと心がキュッとなる僕たちがやりました 荒木光 金城宗幸名無しほんと読み進めんの辛かったけど なんでか読んじゃうんだよなあ… コイツァ… 才能で蹂躙する(物理)な「響」(漫画ver狭い世界のアイデンティティー 押切蓮介にわか漫画力が、純粋な暴力となる世界で繰り広げられる熾烈な漫画家バトルロワイヤル。響を読んでいると感じる、才能を持っている人間ほど暴力的で理不尽という世界を突き詰めて、ギャグ化したような印象を受ける作品。 ぶっ飛んだギャグ的な面白さがある上に、この作品からは「あるコダワリ」を非常に深く感じる。それは実在の企画や人を用いて漫画界の実態の一部を描いていること、そして用いたものに対する深いコダワリである。 特に浅野いにおの回は衝撃的だった。というのは浅野いにおの能力で「自分の世界に引きずり込む」技があるのだが、まるで浅野いにお本人が書いたのではないかというほど精巧な街が描かれるのである。 作者の押切蓮介は個性的で良い絵を描くが、画力に優れているとはいい難い。であるがゆえにその精巧さには驚くしかない。そこには浅野いにおを使うからには、という強いリスペクトを感じるのである。 なにはともあれ、漫画に対する愛と熾烈さを強烈に感じながら物語を楽しめる、一癖あるが、素晴らしい作品だと思うHSLハッピーシュガーライフ 鍵空とみやきJuno※ネタバレを含むクチコミです。<<117118119120121>>
※ネタバレを含むクチコミです。