SF・ファンタジーマンガの感想・レビュー6030件<<89101112>>頭の中お花畑な中世風ファンタジーかと思いきや運命の番?ならばその赤い糸とやら切り捨てて差し上げましょう@COMIC 南澤久佳 iyutani 音無砂月starstarstarstarstarゆゆゆ貴族による治世が終わりかける直前の世界。 違う種族(人種)への差別。 「運命の番」という、宗教や信条ともいうべき存在を心の何処かで信じている人々。 お姫様が王様に出会って、「おお、運命の番よ」といちゃいちゃする話かと思ったら、そんなことはなく。 背景的にもそんなことはなく。 王様も、本物の番様も、暗い過去を背負っていて。 王妃となった主人公も、そんなものは求めておらず。 あらすじにある、「痛快!国盗りファンタジー」という言い方は最もだと思った。転生×殺人ミステリー×恋愛 漫画まだ間に合う!明日処刑される悪役令嬢ですけど、スチル回収だけはさせてください! 奈院ゆりえ マチバリ きゆめぐりstarstarstarstar_borderstar_borderパイナップルアルフリート👨が可愛くて仕方がない。 ミステリー要素は中途半端だったな〜。主人公がおじいさんになるだけで、雰囲気が違うじい様が行く 彩乃浦助 蛍石starstarstarstarstar_borderゆゆゆストーリーはよくある異世界転生もの。 主人公強強&現代の知識を異世界へ持ち込んで云々。 なのに、のんびりとした独特の雰囲気が放たれている。 悪いやつを見て「許せない!ぬおーっ!!」でなく、「ふんふん。ひょい。ふんふん」のような感じ。 転生して10歳若返らせてもらったとあるけど、それでも70代。 体が不調もなく動いていた頃というけど、60代じゃなくて70代でその感想とは、もともとが非常に健康な人だったんだなと思った。 それから、異世界で長々と生きるつもりもないんだろうなとも思った。若返るとそれだけ寿命も伸びるわけで。 周囲の主人公に対する反応も、年寄りだから侮る、年寄りだから耄碌していると思う、年寄りだからこその知を尊敬するなどいろいろ。 緩やかに受け入れてもらえているところが好ましい。 さらに絵面は基本じいさんで、ハーレムな展開にもならず。 なかなか落ち着いて読むことができる漫画と思う。転生×恋愛悪役令嬢の取り巻きやめようと思います 不二原理夏 星窓ぽんきちstarstarstar_borderstar_borderstar_borderパイナップル悪役令嬢ならぬ、モブの取り巻きに転生した40歳の女性の話。 恋愛物なので、転生先に変わりあれど、よくある転生話と変わらず王子様とくっ付く。 4巻以降の他国でのミカエル王とのロマンス、いるかなー?唐突だし、全く感情移入できないストーリーでした。 オタクくんだってたまにはこういうジャンクなのが食べたくなるんや雷雷雷 ヨシアキ ヨシアキstarstarstarstarstarmampuku斬新さなどない!だが面白い!それでいい!! ハイテクなぴっちりスーツ(ただし強度があって強そう)な黒髪の美少女が刀持って戦ってるだけでも即買いレベルの好き度であるが、『ドロヘドロ』を彷彿とさせるタッチといい、『ダンダダン』や『炎炎ノ消防隊』などを思い出させるポップでトンチキでかつ軽妙な少年漫画感といい、 「オタクくんさぁ、こういうの好きなんでしょ?」 はい大好きです!ありがとうございます!! としか言いようがない。ブサイクではないような月が導く異世界道中 木野コトラ あずみ圭starstarstarstar_borderstar_borderゆゆゆあの世界の神様視点のひどい言い草はなんだかなと思う。 でも、みなブサイクではないような。 主人公は地味顔ではあるけど、ブサイクというほどではないと思う。 オークが云々とあるけど、それほどひどい絵柄で描かれていない。主人公とは方向性が違うけど、キラキラした顔の豚に思える。 神様が神様だから、獣臭さを感じる容姿の生き物など存在しえないんだろうか。大蜘蛛はいるけど。 そんな感想を抱きながら読むと、人間は少ないけど、そんなもんかなという気がしてくる。 そういうキャラクターしか出てこないのもあって、そんなもんかなという気がしてくる。 なので読んでいると、あの世界の神様はひどいなあと、そんな感想が積み重なってくる。黒幕の黒幕王太子様、私今度こそあなたに殺されたくないんです! ~聖女に嵌められた貧乏令嬢、二度目は串刺し回避します!~ 岡達英茉 おしばなお 先崎真琴starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル※ネタバレを含むクチコミです。 キュンキュンしたいグルメ漫画好きへ公爵夫人の50のお茶レシピ Antstudio Lee Jihastarstarstarstarstar_borderパイナップル転生×恋愛漫画×グルメ漫画。 グルメの部分はおまけ程度の要素だけど、茶葉にフォーカスしているのがユニーク。 お茶好きなので、読んでいて楽しい。 残念ながら、グルメ漫画特有のお腹空くような美味しそうなシーンは無し。(茶葉がメインなので…) 異世界×キツネ×ご飯こぎつね、わらわら 稲荷神のまかない飯 いただきますっ! 松幸かほ 西実さくstarstarstarstarstar_border野愛異世界モノでもふもふのキツネがいてご飯もでてきて……魅力的な要素を詰め込みすぎに思えるけれど、優しくて可愛くてあたたかい世界観に夢中になってしまいます。 職場のトラブルでどん底にいた料理人が、事故で稲荷神の里「あわいの地」にやってきてしまい、持ち前の料理の腕で稲荷神たちと打ち解けていくお話。 ちっちゃい見習い稲荷は可愛く、大人(?)の稲荷神はかっこよく、料理は全部美味しそうで幸せな気持ちになります。 ただ癒しの世界だけでなく、誰かに喜んでもらうことの幸せや辛いことの乗り越え方など大切なこともたくさん教えてくれます。 いちばんちっちゃい見習いのすーちゃんがとにかくかわいい。あと冷蔵庫のシステムがめちゃくちゃかわいいので見てほしい。 付与術師は何へ付与する?雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック) アラカワシン 戸倉儚starstarstarstarstar_borderゆゆゆストーカーのスーちゃんは主人公の強さに気づいているけど、主人公は自尊心の低さから気づいていない。 生まれながらの才能で強いのではなく、勉強して勉強して研究した結果(慎重だけど若干、マッドサイエンティスト気質あり)なので、がんばれば報われるお話でもある。 報われて力を手に入れた結果、開けてはいけない扉を開けたような…。 目が死んでて、クマもひどくて、猫背で、ヒヒッと気味の悪い笑いをして。 根暗で不気味な主人公という設定なのだけど、覚醒して戦っているときは生き生きしている。 物語がどのような方向へ進むのか見えないけれど、努力を認めてもらえたり、自分を受け入れてくれたりする環境に落ち着けて良かったねと思う。 スーちゃん、よくやった。 どうしてスーちゃんと主人公がそんなにも待遇が変わってしまったかは、おいおい語られるんだろうか。 遺伝子とAIに支配された世界iメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴六文銭自分の遺伝子に応じて、適職や配偶者までも 「iメンター」 と呼ばれるAIツールのようなものが判断してくれる世界。 しかも精度が高いからほぼ合っているという感じで、人類は無駄な努力というものがなく(例えば、野球選手になれる特性がなければ野球をしないとか)、効率的に人生を送れるというもの。 近未来では、わりとこうなりそうな感じで読んでてワクワクした。 しかも、1話完結のオムニバス形式ですが、徐々につながっていく感じはゾクゾクしました。 余談ですが、昔何かの本で、 パンドラの箱の中身にあった、すべての災いの正体は「自分の未来」 という解釈をした本があって、それを思い出しました。 つまり、将来自分がどうなって、いつ何で死ぬかを知ること以上の絶望はないという解釈だったのですが、確かに、どうなるかわからないから可能性にかけて頑張れるというのありますよね。 だから本作のように、生まれながらにして将来が決まってしまう世界は、絶望しないのかな?とか考えてしまった。 登場人物、意外と穏便に過ごしているので。 いずれにせよ、SFジャンルとして考えさせられる作品で、3巻完結なのも読みやすくて良い作品でした。第二王子の闇が深すぎる関係改善をあきらめて距離をおいたら、塩対応だった婚約者が絡んでくるようになりました(コミック) 最遠エト 雨野六月starstarstarstarstar_borderゆゆゆ第二王子と婚約したご令嬢。 とても仲良かったのに、ある日から第二王子からモラハラの山。 金と権力をもったモラハラ男。 これはファンタジーでしたよね?と思わず確認してしまう。 読んでいくうちに、タイトルとのギャップが大きくなった。 主人公は第二王子から離れることで、彼女自身を取り戻していき、だんだん落ち着いてくる。 周りに良き人たちがいてよかった。 第二王子の心の闇が描かれるんだけども、彼を救ってくれる人はいるんだろうか。左遷を望む、悪役令嬢マンガアルバート家の令嬢は没落をご所望です 双葉はづき 彩月つかさ さきゆゆゆ本作は、小説家になろう→書籍化→コミカライズと、夢の街道をまっしぐらに進んでいる作品です。 原作は2014年に投稿されているものです。 従者とは思えない態度と性格の従者や、それを許しているご令嬢は超絶権力持ち公爵家の娘。 どこへ行くにもその従者を連れ歩き、学園へは馬車でなく自転車通学、好きなものはコロッケ。 でもやろうと思えば立ち振舞は地位に見合った完璧公爵令嬢を振る舞うこともできる。 にもかかわらず、悪役令嬢だと記憶を取り戻してからは、悪役っぽい振る舞いを従者とともに研究… それから、悪役令嬢を強制するかのような縦ロール。ドリルのような縦ロール。緩やかにならない、かきあげれば、フワッでなく、ブンッ。 なんじゃそりゃ、となる書き方ですが、そこがおもしろいです。 ラブコメですが、主人公は鈍感というかフラグクラッシャーというか、そんなかんじなのと上述のとおりなので、コメディも強いです。 それから表紙イラストより、漫画のほうがキャラクターがイキイキしています。 デフォルメ、コミカル、シリアル。どれも魅力的です。 ちなみに、転生先のゲームは、売れたとあるのにアラが多いストーリーだなあ、と本編とは関係ないところに疑問をもってしまいました。 「乙女ゲームだから仕方ないよNE★」で許されているところが多いです。なので、そこは目をつむりましょう。舞台と、ストーリーを強制するゲームが悪いのです。 続編の逆ハーレムルートはKUSOゲーと言われても仕方ない気もする勢いです。 それでもやりこんでしまう人たちがいるのはキャラクター愛故なのでしょうか。 もしくはだからこそ、3作目が出なかったのでしょうか。いや、1作目が人気すぎたのか。 話がずれました。 オリジナルの小説も読みやすいです。 コミカライズのこちらも読みやすいです。 悪役令嬢系が好きな方はぜひ。 4巻までで充分王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。(コミック) はま コロポテ 糸加starstar_borderstar_borderstar_borderstar_borderパイナップル本物の聖女が謀られて、追放される…と思ったらすぐさま他国の皇太子にプロポーズされて嫁ぐ話。 よくある系。元の王国が後悔する様や酷くなっていく様子がスカッとするはずなのに、この漫画ではあまり丁寧に描かれないせいで、スカッとしない。。 淡々と描かれすぎて微妙。 4巻前半で、いつのまにか婚約破棄した皇子は没落して、聖女の次女の恋にうつろうとするので、飽きた。 読まなくていいかな。スタートとしては及第点空賊ハックと蒸気の姫 井上智徳名無し「COPPELION」後は中々難しく、直近「真夏のグレイグー」 が打ち切りめいた終了だった井上先生が、ここに打開を求めて きたかという感じですかね。 第一話は世界観、キャラクターも悪くなく空を舞台とした冒険ファンタ ジーとして良い雰囲気が出せていました。 ただベタと言えばベタなので、今後どのように個性を付加し、展開 させていくかが重要になりそうです。 「COPPELION」と並ぶかそれ以上の作品になることを期待 したいと思います。ラノベっぽい中ニ感と美しいエンディングクロノクルセイド(新装版) 森山大輔starstarstarstar_borderstar_borderかにストーリーは正直置いてけぼり感あるけど決して戻ることのない今までの人生と残された時間をどうするかというテーマが一貫してるのが好感もてる 最近流行りのループ物だったり、展開に困ったらとりあえず過去に戻ったりする作品よりは全然好き 絵も安定してるし、ダンス踊るとこやラストなどやたらエモいシーンを描くのが上手いので刺さる人には刺さると思う 幼馴染で獣人の家臣と生き残りの王子わななく牙のダリア 高永ひなこstarstarstarstarstarるる※ネタバレを含むクチコミです。悪女と天女ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 中村颯希 尾羊英starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル悪女=彗月の呪いによって天女(めっちゃいい子)=玲琳と悪女が入れ替わりを起こす話。 1〜4巻が第一部。5巻以降も「入れ替わり」を軸にトラブル続発なのだが、、、玲琳の性格も彗月の性格にも感情移入できず…飽きる。 読むとしても4巻までをお勧めします。女子中学生巫女と、神の使いのクマくまみこ 吉元ますめstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ『江戸前エルフ』が好きな方は『くまみこ』も好きかもしれないなと思った。 連載もアニメ化もこちらが先みたいなんですが、知った順番が逆だったので…。 こちらは女子中学生巫女とクマ。 神の使いである、人語を話すクマのナツと祖母と一緒に暮らしている女子中学生のマチは、高校は都会へ出たいと思っている。 でも家電は使うと即壊すほど苦手(冷蔵庫は使用可)、パソコンは少し操作すればブルーどころか黒画面。 Suicaもヒートテックも知らず、クマのナツに都会クイズを出される始末。 薪割りやら、かまどで飯炊きするマチをみているとこれはどのくらい前の漫画なんだろうと思ったのだけど、ナツを見ると現代に戻される。 ナツはパソコン・タブレット・インターネット等々に詳しく、操作も問題なく、テレビも見るし、村には携帯電話の電波が届かないことも知っている。 マチ以外のムラの人たちはナツと同じくらいの知識量にみえるので、もしかしたらマチだけおかしいのかもしれない。 第一話を読んで、そんなマチが都会の高校へ進学して、都会生活をやいのやい過ごす物語かと思いきや…。 村からほぼ出ない。 出るのはナツが与える都会慣れ試練か、村おこしを望む従兄弟の手伝い(なかば強制)。 慣れ親しんだ人以外と会話は苦手で、服も巫女服・制服・ジャージくらいしか持っておらず「服を買いに行くための服がいる」状態。 なんなら村につながる橋が、割とよく崩れ落ちているように見える。村から出られない。 よく考えたらまだ中学生なんだし、そこまでして、ひとりで街なかのイオンやらなんやら行かなくても…と思うのは私が地方の田舎出身だからだろうか。 マチとナツ、二人のやり取りが楽しい。あっという間に読み進めてしまう。 20巻くらいまで死役所 あずみきしstarstarstarstarstar_borderパイナップル冤罪で死に追いやった本当の犯人を見つける…という本筋がありながら、死んだ人が手続を行う役所「死役所」に勤める主人公と死んだ人達の生い立ちを、1話〜数話完結型で描く。 読みやすい◎面白い。 「相棒」のような最後残る感じが嫌いじゃなければ、オススメ。むしろ大人向けですね。21エモン 藤子・F・不二雄starstarstarstarstaralankつぶれる寸前のホテルの跡取り21エモンがモンガーとともに個性的なお客とドタバタする話。絵や言葉遣いはこども向けではあるものの、ホテル経営を継ぐかどうかだったり、競合から買収を持ちかけられたり、ホテルの宣伝を低予算でどうくふうするかだったり、むしろ大人の方が楽しめるのでは。 1巻にある火星開拓のくだり、1968年の時点であそこまで書き込めていたのはさすがの一言。ところどころドラえもんに通ずるモチーフがあるのも楽しいポイントです。 隠れた名作と言われがちなこの作品、なぜ隠れてるのか分かりませんが、おすすめです。チートスキル系アクション俺だけレベルMAXなビギナー WAN.Z Maslow swingbatstarstarstarstar_borderstar_borderパイナップル11年やり込んだゲームの世界が現実に…?!! 裏技等を駆使して、ステージクリアしていく様が気持ちいい。 主人公が悪系俺様系なので、好き嫌いあるかもw 複雑だけど秀逸秘密 -トップ・シークレット- 清水玲子starstarstarstarstarパイナップル面白い!の一言安心する蟲師 漆原友紀starstarstarstarstar_borderパイナップルなんか落ち着く漫画w もう一度読み返したいな〜<<89101112>>
貴族による治世が終わりかける直前の世界。 違う種族(人種)への差別。 「運命の番」という、宗教や信条ともいうべき存在を心の何処かで信じている人々。 お姫様が王様に出会って、「おお、運命の番よ」といちゃいちゃする話かと思ったら、そんなことはなく。 背景的にもそんなことはなく。 王様も、本物の番様も、暗い過去を背負っていて。 王妃となった主人公も、そんなものは求めておらず。 あらすじにある、「痛快!国盗りファンタジー」という言い方は最もだと思った。