SF・ファンタジーマンガの感想・レビュー6030件<<678910>>大暮維人が帰ってきた!12年ぶりのオリジナル新連載!灰仭巫覡 大暮維人starstarstarstarstarmampuku『天上天下』からずっと愛読している大暮維人先生の新連載は、『化物語』終了から1年、オリジナル作品という意味では『エア・ギア』完結からじつに12年振りとなる。 バトルあり美少女ありイケメンありのファンタジーで圧巻の画力ももちろん健在だ。和風、バディもの、バトルと『天上天下』ファン垂涎の要素も盛り込みつつ、第一話クライマックスでの変身シーンがなんと『大祓詞』の詠唱に神楽舞!?バカのバイキングか!?オタク歓喜の全部盛りだァ…! ストーリーとしては、“夜”とよばれる災害を模した怪異(あるいは災害そのもの)に立ち向かうべく神を降ろして戦うというもの。まだ謎が多く、圧倒的な情報量に翻弄されているうちに1話が終わってしまった。2話がとにかく待ち遠しい。 マガジン巻頭のインタビューでは、作者の創作観の変化について語られている。AI時代との向き合い方については、膝を叩きたくなるような面白い話を読むことができた。一流の漫画家は、ビジュアル化の鬼であると同時に、考えてみれば当然かもしれないが、言語化の鬼でもあるのだ。家族でハマった漫画です銀魂 モノクロ版 空知英秋starstarstarstarstar_borderあいざっく小学生の頃に銀魂に出会ったのですが、(親よく読ませてくれたな) 主人公のやる気がなく、不適切発言が多すぎるという点が当時は新しすぎて衝撃でした。 作者のギャグセンスが光っているところが好きなのですが、ギャグだけでなく、シリアスな戦闘シーンなどもすごくかっこよくて面白く、キャラ達も基本はふざけているのですが、皆やる時はやるし、愛されるキャラばかりな点もとても魅力的です。 ちなみに、私は土方推しです!!!! これからも愛され続ける作品だと思いますので、まだ読んだことがない方にもぜひ読んでほしいですなんでこんなに面白い作品ばっかりなのだろう藤田和日郎短編集 暁の歌 藤田和日郎starstarstarstarstarマンGA藤田和日郎先生の短編漫画が詰まった一冊。 短編なのにしっかり引き込まれる内容で最高です。 長編も好きですが、ぜひ短編集をもっと作ってほしい!藤田先生のエッセンスを1巻で楽しめる傑作邪眼は月輪に飛ぶ 藤田和日郎starstarstarstarstarマンGA藤田和日郎先生といえば長期連載の名作が多いですが、この本はそのエッセンスをギュッと濃縮還元した一冊。 とりあえず終始ワクワクのイケジジイエンタメを楽しんでみては! 心がグット熱くなる最高傑作からくりサーカス 藤田和日郎starstarstarstarstarマンGA控えめに言って最高の漫画です。 小学生の時に図書館で読んで衝撃を受けて以来、大人になっても心が揺さぶられます。 何がいいってやっぱりセリフ。 なんでセリフが突き刺さるのかなって思ったら、やっぱりそれは一人一人の登場人物が丁寧に描かれてるからだと思う。 その分読むのも体力がいるけど、それ以上に何かを得られる漫画。 今までで1番の漫画は?って聞かれたら迷わずからくりサーカスと答えます。 ぜひこの名作よ、もっと広がってくれ!氷河期になった地球の500年後を描く望郷太郎 山田芳裕六文銭地球が氷河期を迎えた世界。 舞鶴グループ創業家でありイラク支社長でもある主人公・舞鶴太郎は、地下に秘密裏に作っていたシェルターで、大寒波を逃れるために家族と人工冬眠に入る。 そこから500年の月日が経ち、目が覚めると、一緒に冬眠したはずの家族は数百年前に機器の電力不足が原因で死亡していたことを知る。 絶望し、一度は自殺も考えたが、自分の家族がどうなったかを知るためイラクから日本を目指すという流れ。 文明が崩壊した世界で、道中に出会う原始的な活動をしている人間たちとの交流を描いた作品。 「へうげもの」もそうですが、作者の想像力が凄まじい。 文明が崩壊した世界では、人間は自然にもどり自然に戻ったら、きっとこうなるだろう的な展開が非常にわかる。 もう一度、狩りをしたり農業をしたり、領地争いで戦争したり・・・人類の歴史をなぞるかのようで、微妙に異なる感じが読んでて興味が尽きない。 SFチックではありますが、人間の本質的なもの(本能的な行動)をついてくるので、その点も見どころです。 THE少女漫画なふわふわな絵柄。虫かぶり姫 喜久田ゆい 由唯 椎名咲月starstarstarstarstar_borderゆゆゆ登場するは、キラキラな王子様と、ぼんやりとした本の虫のお姫様。 お姫様はぽやぽやしているのに、その知識量と本への愛は半端ない。 実は何度か読んだ覚えはあったけど、一巻の先まで読んだのは初めて。 どうして続きを読まなかったか、記憶にない。 お姫様は、身につけた知識の凄まじさに気づいていない、親兄弟も本の虫だから気づかない、でも知識で無双している。 めちゃくちゃな状況が起こっているのに、本を読みたい主人公にとって、それは蚊帳の外の話。軽く流されている。 主人公視点だと、波乱が起きてもポヤポヤして見える。 第一巻は、建前上の婚約者に真の恋人出現?!し、そんな状況が揺るがされる。 主人公視点だと、なかなか揺るがなかったけど、ちゃんと揺らいだ。 穏やかに本を読みたい一族が、読みたすぎてとても楽しい。 王道追放系ファンタジー味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す 門司雪 夕薙 アルトstarstarstarstarstar_border宮っしぃタイトルの通り、宮廷魔法師の主人公はパーティから追放されるが、学生時代の冒険者パーティに再度誘われ最強の冒険者を目指して行くお話 良くあるタイトル通りの異世界ものに思うが、実際は結構骨太なファンタジーもので、世界観や設定もしっかり、キャラクター毎の魅力も高くちょっとしたラブコメ要素ありつつ、ガチ目のバトル・アクションが盛りだくさんで、少年漫画らしい作品 なんで異世界転生しないのに転生・転移系みたいにタイトル=物語みたいなの多くなったんだろ...分かりやすいんですけどね... とにかく、ファンタジー好きも少年漫画好きにもオススメできる良作でした異世界信長の野望転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~ JIMMY 井上菜摘 未来人Astarstarstarstarstar_border宮っしぃ物語の流れはタイトルの通り 転生したら異世界で、人を鑑定して潜在能力とかを見れる主人公は、領地に優秀な人材を引っ張ってきて大成していくお話 異世界ものらしい俺ツエーとかは無く、人材と知恵を使っていくのが主な話で、しっかり骨太な戦争をしたりなどなど、信長の野望のようなシュミレーションゲーム感あって楽しめた 王道ながらも骨太ストーリーは、異世界転生俺ツエーに食傷気味の人にこそオススメしたい良作異世界系でしたやはり名作テルマエ・ロマエ ヤマザキマリstarstarstarstarstaralank日本と古代ローマの温泉文化比較マンガ。 ほとんどがエピソードごとに完結し、それぞれに温泉文化のテーマがある。ヤマザキマリの歴史研究論文のような様相を呈しています。随所に散りばめられたユーモアが最高です。 学びにもなり、笑えて、温泉に入りたくなる。そんな名作です。 ルシウスのような情熱と信念の人になりたいとさえ感じさせられます。 続編も始まったところなので、特に映画しかみてない人にはぜひ読んでほしいです。 おねショタクトゥルフもの姉なるもの 飯田ぽち。starstarstarstarstar宮っしぃ発売当時から大好きな作品の1つで、グッドなおねショタもの ふとした時に家の蔵の地下に魔法陣を見つけ、そこでとある人外を召喚してしまった主人公、願いを叶えてくれると言うので願ったのはお姉ちゃんになって欲しいだった そこから人外お姉ちゃんと暮らす夏休みが始まり、お姉ちゃんの突飛な言動に振り回されつつも楽しい日々を送るお話 ほんわかした雰囲気もありつつ、クトゥルフらしい暗くて重い話もありと、おねショタとクトゥルフ好きな自分としては最高に楽しい作品 ただ全然続き出ないんですよね...せめて年1ぐらいでは出て欲しいんだけど...なんで少女漫画と思ったんだろう夜桜さんちの大作戦 権平ひつじゆゆゆ人間離れした能力をもつきょうだい達と、ヒロインを守り抜け!なお話。 すごく、ジャンプっぽい… 少女漫画なのに、すごくジャンプっぽい… バトルもジャンプっぽい… と思って読んでいたら、本当にジャンプ連載漫画だった。 いったいどこで少女漫画と勘違いしてしまったんだろう。 努力努力努力努力努力仲間勝利!!!な主人公と、肝が座ったヒロイン。 好きなキャラクターは、彼らをラブラブさせない、シスコンな兄ちゃん。 シスコン過ぎてこじらせているけど、そこが良い。 姫は空から降ってくるもの、姫は攫われるものだから、守りぬくほうが攻め入るより大変そうなのだけど、そこが展開のおもしろさにつながっていくのかな。異世界の森の中にいつの間にか転移していたら織津江大志の異世界クリ娘サバイバル日誌 瀬口たかひろ KAKERUstarstarstarstarstarゆゆゆ腐女子のひょんな言葉の後、異世界転移してしまったオリツエくんが、どのように数ヶ月サバイブしたのか。 「科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌」にちょいちょい登場する、あのオリツエくんのスピンオフである。 己に対する自信のなさと、こじらせた童貞で、いろいろ面倒くさいオリツエくん。 おもしろいからとオリツエくんに、ちょっかいを出すハルピュイアたち。 ちなみに、表紙では前面にいるのがハルピュイア、後ろの気弱そうなおっさんがオリツエくんである。 ああ見えて、ムキムキである。 謎の武術を扱い、襲ってきたクリーチャー共を逆襲し、豊富なサバイバル知識と基礎体力によって、異世界転移後3時間で茶を飲んでくつろぐ余裕を持つくらい、パワーな男である。 俺TUEEEがネーミングの由来というのも、伊達じゃない。 ムキムキである。 ちなみに、オリジナルと違って、クリーチャー娘がそばにいても、ハーレム&子供を作ってください展開にはならない。 なぜならオリツエくんだから。 安心してサバイブする様子を眺めよう。 モブが主人公たかが子爵嫡男に高貴な人たちがグイグイきて困る@COMIC 朝日川日和 miyasumistarstarstarstarstar_borderゆゆゆ舞台設定はゲームというよくあるパターン。 が、登場する転生者は一人ではないのに、主人公は転生者でなく、ゲーム内ではモブ。 モブといいつつ、良い人だし、人たらしだし、強いし、能力も十分だし、チート転生者のような存在。 ゲームとは違う行動をするゲームではモブ主人公と、ゲームと同じ行動をしたいのにできないサブキャラ。 時々描かれる、喜劇のような悲哀がかわいそうでたまらない。 主人公は主人公で、ゲームと違うと悩んでいる人がいるとはしらず、別の問題へ巻き込まれていく。 いやたぶん、きっと、それはゲーム内本編と関わりがあるのでは。 ちなみに、タイトルは、「たかが子爵」とあるけれど、辺境でも生粋の子爵は子爵でしょうと思ってしまった。画力高し、話尊き、良い作品。夜明けの唄【単行本版】 ユノイチカstarstarstarstarstarさいろく尊い。 腐ってない人もきっとそう思えるはず。 どこかシルクロードの田舎っぽさとアジアンな雰囲気の衣服などがミックスされた世界観に、穢れを払う役割を担った人身御供とも言えそうな習慣、「海がヤバい」ことで北欧バイキング的共通要素みたいなものも感じられる世界。 統一感というか、ギュギュッと詰まってみえるので、設定軸もしっかり作られてそうである。 最初は1冊で終わるものかと思って読み始めただけに、まさかの長編でよだれが。ありがたい。 人物描写の良さとか余白の使い方とか、細かい布地の生地感とか装飾とか、シンプルでもありつつしっかり存在感が出ていて良い。 構図も上手なんだと思う、集中して読みやすい展開。 そして何より物語が良い。好き。本当にごちゃまぜ秘密エンタメだ!!古々路ひめるの全秘密 小松翔太starstarstarstarstarNanoごちゃまぜ秘密エンタメって単語初めて聞いたけど、まさにこれ!!1話からごちゃまぜすぎるし、マジメなのかシュールなのか分からない!けど不思議ととっちらかってる感じはしない。なんでだろ?あと絵めちゃ上手い。 ひめるちゃんがいいですね~~可愛いです。ツグムくんも萌です。一番の萌は○○○○だけど!!(あらすじも伏せてあるので伏せてます)キュン♡です。 1話の締め方も好きでわくわくするし、この2人がこの先どうなっていくのか気になる!! 重めの侵略ハイファンタジー処刑された賢者はリッチに転生して侵略戦争を始める 白狼 結城絡繰 國友翔太郎starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃタイトルの通り、勇者と一緒に世界を救った賢者の主人公は人間の汚い面に失望し処刑されるが、死の谷の底で死なずに不死者になる 谷にある大量の魔力を吸い、魔王を超える力を得て人類に敵対し侵略を始めるというお話 俺つえーリベンジ物ではなく、根本的には世界を救う・平和のための必要悪を国単位で行っていく魔王という感じ 長期の視点で見て、必要であれば虐殺もするみたいなスタンスなので、全体的に話は重め 画力やバトルの盛り上がりもあるので、最初から通して楽しめる作品だが、このままどうやって物語を収束していくのかが、ちょっと気になる部分・・・ 10巻と結構長めになってきた異世界物なので、途中でダレないように今後に期待したいちょっとエッチな空想生物生物学科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌 KAKERUstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ異世界の知識を武器に、蜘蛛人間娘とか鳥人間娘とか魚人間娘とか、クリーチャー娘とのハーレム実現にむけて、まい進する男・栗結大輔。 いちおうじゃなくても年齢指定な性描写はあるんですが、そのシーンの合間に賢者モードのような勢いで書かれるクリーチャー娘の生態。 思わず、外骨格、内骨格という点が気になってきます。 ファンタジーなのに、とってもバイオロジー! クリムスがクリーチャー娘を助けつつ、「ハーレム王になる男!」と言っていることを除けば、実地調査で言葉から異世界の生き物を紹介する『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』の生物学版です。 例外条件がひどすぎますが、生物学的にクリーチャー娘を調べるときはすごく淡々と、そして喜々としていて、それはそれで変態みを感じます。 途中で出てきた筋肉マッチョなおじさんに見覚えがあって調べたら、『魔法少女プリティ☆ベル』の作者さんでした。ぶっとんでいて、おもしろいはずです。 ちなみに、クリーチャー娘たちは見た目は未成年でも、クリーチャー娘の世界的には全員成人なので、セーフだそうです。更紗の魅力BASARA(バサラ) 田村由美名無しタタラは伝説の勇者的な存在で あって、更紗はその影武者となり、 戦う話だけど、仲間達は最終的には 『タタラではなく更紗だから』 着いていくという風になっていくのが 良かった。 鍛冶×ファンタジー魔剣鍛冶師になりたくて! 枩岡佳範 岡沢六十四 SAIPACo.starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ主人公が鍛冶師になるスローライフ的なものかと思って読んだら、想定よりもガッツリバトルファンタジーしていた 聖剣を使える最強の勇者が鍛冶師を目指し、聖剣を超える最強の魔剣を作って行くことになる物語 しっかりバトルファンタジーしていて、個人的にも楽しめたが設定の広がりも大きくなる前に4巻で完結 もうちょっと楽しめたのになぁと残念でしたが、異世界作品読みとして、数多有る異世界物の一つとしては楽しめましたほどよくコミカル神さま学校の落ちこぼれ 赤瓦もどむ 日向夏 星海社starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。開始から20年の時を越えて、「人生の書」となったブラック・ラグーン 広江礼威starstarstarstarstarmampuku第12集巻末のインタビューを読んで涙が止まらなくなった。 信念と哲学をぶつけた集大成である「ロベルタ復讐編」が賛否両論を生んだことを切欠に、うつ病による長期休載へ。その間も「サボり癖」などの憶測による中傷が跡を絶たず、そんな中での10巻以降の再開はいわば“奇跡の復活”にほかならない。 そんな作者の言葉で特に印象的だったのが、 「『ブラックラグーン』自体が若さゆえの産物というか、 (中略) 歳を取ると、世の中のことがだいたい許せるようになっちゃう」 苛烈で虚ろなレヴィと、真面目で歪なロックのたどる結末を、そんな彼らを追い越して“大人になってしまった”広江先生がどう料理するのか、楽しみで仕方がない。 どことなく懐かしくて新しいファンタジー #1巻応援君に会いたい 売野機子starstarstarstar_borderstar_borderかしこ※ネタバレを含むクチコミです。予想をはるかに超える面白さ魔界の主役は我々だ! 西修 津田沼篤 コネシマ名無し私は最初「魔入りました!入間くん」を読んでいて、世界観がとても面白い話だったのでよくよく調べてみたところ、公式スピンオフの作品があることを知りました!キャラクターたちがもとは実況者グループの方々だと言うことも知って気になって読んでみたんですが、面白くて大人買いしてしまいました😅 そして、魔主役にはもう1つとっても面白いところがありますね もちろん!いろいろな方々とのコラボです‼︎ 入間くんはもちろんのこと、らっだぁ運営、日常組に続きワイテルズまで……たくさんの方々がコラボしている魔主役、次はどうなるのやら…と少し期待している自分がいます🙃 トイフェル・シャオロンの悪周期や、家系能力などが描かれていて、とても楽しい物語です♪<<678910>>
『天上天下』からずっと愛読している大暮維人先生の新連載は、『化物語』終了から1年、オリジナル作品という意味では『エア・ギア』完結からじつに12年振りとなる。 バトルあり美少女ありイケメンありのファンタジーで圧巻の画力ももちろん健在だ。和風、バディもの、バトルと『天上天下』ファン垂涎の要素も盛り込みつつ、第一話クライマックスでの変身シーンがなんと『大祓詞』の詠唱に神楽舞!?バカのバイキングか!?オタク歓喜の全部盛りだァ…! ストーリーとしては、“夜”とよばれる災害を模した怪異(あるいは災害そのもの)に立ち向かうべく神を降ろして戦うというもの。まだ謎が多く、圧倒的な情報量に翻弄されているうちに1話が終わってしまった。2話がとにかく待ち遠しい。 マガジン巻頭のインタビューでは、作者の創作観の変化について語られている。AI時代との向き合い方については、膝を叩きたくなるような面白い話を読むことができた。一流の漫画家は、ビジュアル化の鬼であると同時に、考えてみれば当然かもしれないが、言語化の鬼でもあるのだ。